明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフのスイング研究(8)練習から帰って、また反省?

2023-03-09 18:49:22 | スポーツ・ゴルフ

火曜日に花粉が激しく飛びまくる中、あまり間を空けると元に戻ってしまうので、死ぬ覚悟でゴルフパートナーへ行って来た。そしたら何のことはない、思った通り「花粉に総攻撃」されて、とても練習どころではなかったっていう話。出かける前に一応準備してポケットティッシュ6個に点鼻薬とワセリンを持っていったが、全く効果は無かったようだ・・・(花粉症の人の共通の悩みです)

花粉については失敗したが、一方ゴルフスイングについては進歩があったようで何とか帳尻は合ったと思う。それは何よりも「体を開いて打つ」感覚が多少とも身に付いてきたことだ。ゴルフパートナーのビデオで確認すると、以前よりもインパクトで「胸の開き」が深くなっていることからも分かる。

ただ、腰の回転は今一つ治ってないのだ。それに一番不満なのは、まだ「左手の角度」がインパクトで完全に「解けている」事である(オーマイガッ!)。これは「インパクトイメージ」が十分に改善されてないことを意味している。つまり左手のスイングスピードを「インパクトで落として」しまい、右手が左手を追い越すという「古いメソッドのスイング」をしているのだ。本来はスピードを落とさないで、手首を返さず「振り切る」ようなスイングが出来れば、その時初めて「ハンドファーストが打てた!」と言えると思っている。要するに私の感覚は、残念ながら「まだまだ」のままである。

これを改善するには
① 左手一本のスイングでインパクトを意識しながら、止めずに振り切る練習をする
② 右手一本のスイングでインパクトの姿勢を取り、手首を返さずに押し込む練習をする
以上だ。

これは取りも直さずアーリーリリース防止の練習と殆ど一緒になる。結局全てのスイングの基本は「アーリーリリースの改善」にある、と言っても過言ではない。それを踏まえて、今私が考えている強化練習は、次の通り。

1、タメの練習
スプリットハンドで振り下ろして「左腕が真下に下りた位置」でグッと止める。これを3回やって一回フルスイングで1セット。これを10回位やる。これは、ダウンスイングで右手を早くから「キャストする癖」を治すためである。勿論、余り「止める事」に気を配り過ぎると、インパクトへのつながりが上手く流れないので、グッと一瞬止めた後は「力を入れたまま」力を入れ続けて、フォロー迄振り切る事にしたい。これでワンピースのスムーズなスイングが完成する。

2、インパクトの練習
ホールにヘッドを当てた時に手首の角度を変えないように意識して、そのまま「引っ張る」ように体の回転を使って振り切る練習をする。これは前傾姿勢を保って下半身を回す必要がある。その為には「お腹に力を入れて」お尻を引く意識が大事。また、頭の位置はボールのちょっと後ろ位で、下を向いているのが理想だ。頭の高さはアドレスの位置よりインパクトでは「下がる」のがセオリーだと思う。下がった状態でクラブを引き抜けるように回転出来れば、よりハンドファーストに近ずくことができる。

3、グリップ位置を前に出す練習
これは軸回転して肩が回っていないせいであるから。とにかく無理矢理にでも肩を回す練習をする。まずインパクトのイメージを頭から消して、グリップを3時の位置まで振った状態でヘッドを地面に付け、それから前に振る練習を3回し、それから一回普通に振ってワンセット。これを10回位やると相当グリップが前に出て、ハンドファーストでインパクトする感覚がつかめると思う。注意点は必ず「下半身を回転」させて前に出すこと。下半身が止まって手が出ると押し出す感じになりスライスになる。グリップを左に引っ張る感じで、丁度ヘッドが真っ直ぐ動く。

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以上、練習のポイントを3つ挙げた。それを踏まえて、今考えている理想のスイングを書いてみる。

1、頭は固定・・・頭は右股関節の上に置いて、スイング中は左右に動かない事。

バックスイングでは体重移動をせず、右のお尻を後ろ左に引いて、右足で体重を支える。その時に頭が動くと左右へのスエーが発生し、前に突っ込んだり左に流れたりのミスが出る。古江彩佳やコ・ジンヨン等が「切り返し」でちよっと伸び上がるように見えるのは、タイミングを取るのには有効だと思う。但し、その時に下半身を捩じっていることが大事。下半身と上半身を逆向きに捻る事で、捻転を強くする動きは参考にしたい。なお、トップで腹にグッと力を入れると姿勢が良くなる。

2、ダウンスイングでは頭はアドレスより低く、下を向く・・・いわゆる「お辞儀」である。

軸を保持して下半身を回転させる事。全体の力をグーっと下に集中させ、体のパワーを地面に向けて発生させる。そして、そのままの姿勢で下半身を回転させて腰をターゲットの方に開く。その時に軸に沿って肩も回転するが、「のけぞらない」ように回転軸を意識すること。意識としては回すのではなく「ひねる」イメージか。とにかくお腹に力を入れる事。

3、アーリーリリースは右手の背屈で治す・・・左手は押して右手は引く。

ダウンスイングでは左手を低く引き、右手を体の腰のあたりに引き付けることでアーリーリリースを解消する。そのまま振ると右に飛ぶので、右手首は「親指を被せる」ようにして「しっかり背屈」させることが肝心。力の入れ方は「右手の親指と人差し指のY字」でクラブを引っ掛けるようにして人差し指で走らせる。手首を返すのではなく、指にしっかり力を入れる程度で十分クラブは走る筈。

4、インパクトは引き摺る・・・とにかくインパクトでは、パシッと弾くのではなく「グッと引っ張る」ことを意識する。

ハンドファーストの最大の難関は、インパクトで「ヘッドを当てに行く」イメージだ。このイメージを脱却しなければ、何時迄たってもハンドファーストには打てない。だからインパクトは手首の返しで打つのではなく、体の「回転で球を押していく」イメージに変える事が大事である。このイメージ変換は長い事ゴルフをやっている人ほど中々抜け出せない、出口の無い「八方塞がりの迷路」なのだ(私も未だに治らない)。これを治すためには、ひたすら練習することしかないと思う。

5、インパクトは「30cm位の長さ」をイメージする・・・ボールは腹で飛ばす。
飛ばすポイントは、力を入れる場所にある。以前は手首に力が入って飛ばしていたが、理想は「回転スピード」で飛ばすので、足腰肩までにグッと力を入れる感じ。手首はポールの反発に負けない程度に握っていれば OK である。多分、それ程意識してスナップを効かせなくても、充分「200ヤード位」は飛ぶと思う。大事なのは体を回す事なので、余りインパクトを意識し過ぎると全てが元に戻ってしまう。インパクトは作らない・・・位で丁度良い(実際には、インパクトで手首のスナップも必ず入ってしまう)。

以上である。このところ花粉が飛びまくっているので、しばらく自宅で自主練しようかな?



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