1、ドトールで見かける老齢の男性
その男性は年の頃は幾つぐらいだろうか、しかとは分からないが大凡85、6才ぐらいと見受けられた。背中が曲がり首が落ち顔が下を向いて、いかにも苦しそうな姿勢でコーヒーを呑んでいる。どうやら毎日のように来ている人らしく、私がドトールに行くと必ずといっていいくらい座っていて、もう日課になっているような感じだった。特に何をするのでもなく、携帯をいじったり本を読んだり、時には何かメモを書いていたりしていて、こないだはじっと目をつむってうたた寝をしていた(老人にありがち)。今日入ってみたら左の対面スペース席に座っていたので「また来てるな」と思ってチラチラ見ていたら、何やら友達と電話していて、意外と若そうな声を出して喋っていたのには驚いた。なんだ、結構若いんじゃん・・・と思ってしまった。というのも、見た目に身体がしんどそうだったので、勝手に「要介護レベル3」くらいはいってるんだろうと想像し、「可哀想に」と感じていたのだが何のことはない。「関節は固くて曲がっている」が、内臓機能はすこぶる健康で、私なんかよりずっと元気な「おじいちゃん」だったのだ。人は見かけによらないものである。私など見かけは若作りで元気そうに思われるかも知れないが、まだ真っ直ぐ歩くことも出来ないで、ヨロヨロしている弱々しい死にぞこないなのだ。最近は気力も落ちてきて、「もう長くは無いかも」などとネガティブな迷路にハマることもしばしばである。特に天候の寒暖や湿度の変化に過剰反応するようになってしまい、上着の袖を「捲くるか捲らないか」だけでくしゃみが止まらなかったりする。どうも生き辛い世の中になってきた。それに比べてドトールの「首曲がり」男性は、いつも元気一杯で楽しそうである。きっと私のほうが先に死ぬんだろうなと思いながら、手元のアイスコーヒーをストローでチョロっと啜った。私は脳梗塞の後遺症で、液体を飲み込むのがちょっと不得手なのだ。生ビールをジョッキで「がぶがぶ」飲めたら、どれほど気持ちいいだろうと常々思っているのである。いつかきっとガブ飲み出来る日がやってくるさ、と心に念じながら、ドトールの扉を開けて外に出た。外はもう日暮れて暗い・・・。
2、アルコール代謝とコロナの関係?
NHKの番組で、東アジア人はアルコールに弱い人が多いと言っていた。それがどうやら今回のコロナへの抵抗力と関係があるらしいのである。つまり、本題は肝臓の解毒作用をテーマにした番組なのだが、アルコールを分解する過程で出来るアセトアルデヒドという物質が、体に対する「毒」として働くと同時に、感染症などのウィルスを撃退する「毒」にもなっているんじゃないか、とチラッといっていた。普通、アルコールがアセトアルデヒドに変化すると肝臓が働いて「即座に」化学反応を起こし、酢酸に変えてしまうという。これがヨーロッパ人などと比べると東アジア人は「遅い」というのだ(確かにヨーロッパの人には、アルコール依存症が半端ないらしい)。分解が遅いためにアセトアルデヒドという「毒」が全身に回ってしまい、結果的に「感染症のウィルス」までも退治してくれるという寸法だ。まあ遺伝子で言うと「塩基配列のうちの一分子」が変わっただけの変化であるが、それが種として「優生的に生き残った」というのは、何か「メリット」があったからに違いないと先生は仰る。勿論、まだ仮説ではあるが面白い話である。
だがちょっと待てよ?、居酒屋で酒を飲んで騒いでいる連中が次々コロナに罹っているのはどうしてだろう?。お説によれば、まさにアセトアルデヒドが体中を巡っている状態じゃあないのか。それで何でウィルスが死なないんだろう?
まあ、大学の偉い先生も「そこまでは考えつかなかった」んだろうな、多分。それとも、酒に強い奴はアセトアルデヒドを早く分解するから、逆にコロナに罹りやすいってか?
3、鯖缶と小松菜にリンゴ酢で最強レシピ!
DHAとEPAそれに野菜のビタミン、それとリンゴ酢のアミノ酸で最強の栄養バランス食が完成した!。さらにスケトウダラの魚肉ソーセージをつまみに日本酒を飲めばもう、「言うことなし!」である。私は昔から「脂質代謝異常」という体質で、中年の頃から脂肪の小さい塊が体中のあちこちに出来ていた。両腕や胸とか腹に次から次へとポコポコ出来た時は、流石に「これ大丈夫かなぁ」と心配したが、医者に見せても首を傾げるばかりで、はっきりとした答えがまだ見つかってはいない。痛くも何とも無いので放ったらかしにしているが、もう30年程になるから大丈夫なのかも・・・。タバコは何回か禁煙をしたあとに、64才でピッタリやめられた。しかし血圧だけは160の高レベルを下げられず、3ヶ月程の予兆の後に「こらえ切れずに脳梗塞」をやらかしてしまったのである。サインは何度か出ていた。倒れる2週間ほど前には、言葉が上手く喋れなかったこともあった。この時には直ぐ治ったが、多分他にも脳梗塞を回避するチャンスはいくらもあったと思う。まあ今となっては後の祭りだが、人間の身体というのは必ず「悪くなるサイン」を出しているのだ。それを見過ごすかどうかで運命が別れる。つまり、私はそのサインをぼんやり眺めていたのである。それ以来、身体については「ちょっとした変化」にも神経質なくらい注意を怠らないようになった。きっと傍目には「ビビり」みたいに見えているに違いない。そこで転ばぬ先の杖、DHAとEPAである。今まで余り摂取してこなかったが、これから鯖缶で補強しようという計画だ。ついでにアミノ酸もリンゴ酢で積極的に取っていく。意外だったのは、野菜サラダにドレッシングとしてかけると「超旨い」ということが分かったことだ(遅いよ!)。これは目からウロコである。栄養素をガンガン取って、脳梗塞で衰えた生命力を「むちゃくちゃ補っちゃうぜ!」ってくらいの勢いだ。食が変われば身体も変わる。年は取っているけど、人生これからである!
4、健康保険とオンライン医療の共有
今、私が一番心配しているのは「孤独死問題」である。色々な企業が高齢者向けのサービスの一貫として「見守り」を提供しているみたいで、これはこれで各社工夫を凝らして売上を伸ばそうとしているから、必要がある人には効果があるのかも知れない。しかし私はこういう医療と密接な繋がりのあるサービスこそ、民間企業がてんでんバラバラ個別に提供するのではなく、公的機関が市民を包括的に見守る方向で取り組まないといけないと思う。なぜなら「孤独死」の問題は、単なる個人の後始末の問題ではなく、「社会の一員を正しく見届ける」という、国民全体の問題であるからだ。市民の誰もが亡くなった時には、間に日を置かず、キチンと死亡手続きと埋葬をしてもらえる「権利」があると私は考える。そうすれば我々一般市民も、安心して納税することが出来るというものである。言うならば、たとえ孤独老人であっても市民である以上は、最後まで「責任を持って見届ける」ことが必要なのだ。これは死者に対する最低限の尊厳と、故人への礼儀が保たれている社会ではないだろうか。どんなに個人の自由が尊重されていても、死んだあと誰からも気づかれず、半年も立って悪臭が漂うようになって初めて死亡が確認されるというのは、異常である。私はせめて、「死んだ翌日には」救急車が来てドアをこじ開け、死体を運び出して「霊安室とか」に入れてもらいたい(リアルだねぇ)。
まあ、いきなり死亡時の対応を考えるのは難しいだろうから、せめて地域内の住民一人ひとりに対して、政治が「きちんとした医療AI」を導入し、画像と質問に対する回答を「解析」して、ちょっとした診察を日常的に提供する「新サービス」を開始する、というのはどうだろう。かかりつけ医にしょっちゅう顔を出すというのは「孤独死」に対応出来ないから役に立たないと思う。勿論、全員が老人ホームに入れればいいが、それより「AI定額見守りサービス」の方が「圧倒的に安い」から確実でだと思う。これを全国的に、すべての国民が受けられるように整備し、何か問題があれば「それから」それぞれのかかりつけ医に行くよう指導すればいいのではないか。何より、人間が四六時中見守る経費より、AIによる健康状態の診断のほうが「ランニングコストは100分の1以下」に抑えられる筈だ(セットアップさえすれば、あとは何もする事がない)。そして、不意の孤独死に対してもAIが「見守りサービス」で活躍すれば、年間何千人という孤独死問題も「一気に解決」するんじゃないか(パチパチパチパチ)。もし国がプログラム開発者を募集すると言うなら、非力ながらお手伝いする用意は出来ていると申し上げたい。千葉市長、聞こえているかな?
5、ほぼ2年ぶりに服を買ってみた
今日は柏モディにある「ユニクロ」に行った。夏用衣料品を買い足しにいったのだが、久し振りだったので目新しい商品が一杯あってウロウロしてしまった。先ず、薄手の夏用ウェットでフード付きのを色違いで2着、紺色のサラッとした素材のとグレーの変わった織り方でザラザラしてるのを買う。1990円と2990円だから合計5千円弱である。それと雨用ビニールのパーカーも2千円位で買った。安いから「ついでのノリ」である(もう気持ちがなんか買わなきゃ・・になりかかっている)。それにしても、ユニクロは安い。品物もそれなりにチープだが、まあ家で着るには「肌触りは良い」品物である。コストパフォーマンスは高い。それで「そう言えばパンツがそろそろヘタってきたなぁ」と思って、ボクサータイプのをお試しで一つ購入。穿き心地が良ければ後日追加購入するつもりだ。それと、そろそろ半ズボンの季節だから、スニーカー用の表に出ない短い靴下を2足買ってみた。合計3000円ほど。こちらもお試しである。家に帰って試着してみたら、パンツも靴下も「ピッタリ快適」で大満足だった(今度大量に追加購入しよう、っと)。大体私の体型が「平均的」なのか、今まで「Lサイズ」を買って失敗したことがない。それでレジに行こうと歩いていたら、途中で「Tシャツ」が目に入って、ちょっと気に入った柄だったので3枚買った。こちらは合計で3千円強。都合13000円程でお買い物が出来た。超安いじゃないか!
というわけで、2年振りの「ユニクロ」巡りは、大正解で終了した。やはり巣篭もりストレスの回復には「お買い物が一番」である!
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