私は◯◯党とかを廃止して、国会議員は「個人の資質」で勝負すべきだ、との意見を前回発表した。今回それを一歩進めて、国会議員活動オーブン化を提案する。勘違いしないで欲しいが「私はこんな事やってます」みたいな売名的なものではない。それでは実際のプランを書き出そう。
1 処理すべき問題の細分化と具体化
国会議員の政治活動を扱うのだから国レベルの全体的なことである。外交・医療・年金・子育て・交通・財務、、、つまり大きなカテゴリーから小さなカテゴリー、もっと小さな分類、と言うふうに分けていき最後は「個別の問題」まで網羅する。勿論、途中で増えたり減ったり自由に作る。そして個別の問題ごとに「委員会を作る」。最小実行単位は委員会だ。例えば自転車事故を減らすにはどうする?という委員会である。これをホームページにサイトマップ付きで掲載する。
2 担当議員の名前とスタッフを発表
委員会は、メンバーが決まったら議員の名前とスタッフ5人の名前をホームページに出す。責任を明確にすることと、活動を逐次報告するためである。同時に各人は、国の開いたアカウントでTwitterとFacebookとInstagramに投稿出来る。あるいは専用のアプリを開発しても良い。自分がどれだけ頑張っているか直接有権者に訴えることが出来ると同時に、ホームページで公式な経過発表がなされるので、どの道嘘は付けず、結局キチンと仕事をした議員だけが評価される。
3 該当問題の解析及び障害となっている事実の洗い出し
最初は問題の洗い出しである。委員会はその問題に詳しいプロの集まりだから、単なる名前だけのオリンピック推進委員会などよりよっぽど役に立つ。あちこちのしがらみに顔を立てなきゃならない政治家と違って、国民に直接評価される委員会は、問題を解決することにのみ必死になるから仕事がすすむのである。できなければ議員としての資質が無いということになるから真剣勝負、他の奴なんかかまってられないリアリストが最後は勝つ。情けはこの場合、無駄である。つまり、国民の利益が優先される。
4 改善ロードマップ
問題の洗い出しが終わり、改善策が大体決まったら国民に了承を取り(途中経過で発信しているので、大筋では了解は取れている)、改善のロードマップを策定する。実際は他の案件との擦り合わせもあるから、検討をする必要が出る場合もある。だからロードマップを出して大丈夫かどうか確認するのである。
5 最後に予算を付ける
予算は最初につけるのではなく、改善策がどのくらい効果があって、それに見合うコストかどうか、国民の判断を仰ぐこととする。これも途中経過であらかた発信しているので、大きく食い違うことはないと思う。要は、止めるという選択肢を残しておくためである。役人は、決めた予算を使うためだけに、意味もない事業や既に解決している事業を発注して無駄金を使う。それを止めるだけで大変な節約になる。
6 議事録は全文掲載、密室政治はなくす
全てオープンにする。委員会は仲間内の仲良し会ではない。お互いがアイディアを出し合う切磋琢磨の勝ち抜きの場である。隠し事や談合をやると、すぐ国民に「出来ない人」の評価を与えられて議員生命に関わるため、毎回が真剣にならざるをえない。ポイントは国民が直接評価出来るシステムを作ること。そのためにも、問題は細分化して具体的に話し合う必要がある。だから委員会は少人数がベストなのだ。
7 解決すべき問題は国民側も提案できる
基本的に、案件は政治家が社会の問題を汲み上げるが、国民の側からも提案してよい。問題は大きく分ければそれほど多くはないであろう。カテゴリーに分ければ常時30~40位と思う。そこから優先順位をつけて片付けるので、議員の数はそんなに必要じゃない。むしろ能力のある人の数は、テレビの国会放送を見る限りそんなにいないと思う。そっちの方が心配だ。
8 嘘はいけない。事実を捻じ曲げるとか隠すとかの罪は、最も重い罰を与えること
これは議員をクビにするだけでなく、議員に有るまじき行為ということで裁判して、実刑を与える位の罰がいい。甘利や宮崎や野々村といった連中はそもそも能力が無いので議員にはなれないが、もしこのシステムで不祥事を起こせば、間違いなく実刑である。
以上である。ホームページを「全体・大分類・小分類・個別案件」という風に細かくして行って、最後は「提案先メールアドレス」のボタンをつけておく。国民から直接提案を受け付けるのだ。もちろんふざけたメールも来る、それも含めて受け付ける。別途、TwitterやFacebookで議員の公式アカウントを開設、議員個人の仕事ぶりを「公務として発信」させるのである。膨大な量になるが、大衆は好きなものだけを見ればいいので、それほど驚くことはない。これは両方やるから公正なので、ホームページとTwitter・Facebookは両方が補完しあって「政務報告になる」。
議員は同時に兼任できる委員会を3つまでと制限し、一つの委員会は「参加できる議員の数を8人まで」とする。ただし余りやる気のない議員や能力の不足している議員や、または「やたらと偏向している議員」は、公式ホームページの「任命ボタン・罷免ボタン」を押した数が期間中にある一定の数(コメント付き必須?)に達したら、「国民の判断を仰ぐメール投票」を実施して、アウトになったら辞めてもらう。そうしてどこの部会にも入れない議員は当然議員辞職である。国会議員の役目は「国会で賛成するだけ」の自動人形ではない。未来を見る識見と問題解決能力と人を使う魅力の「三拍子揃った人物」が求められる。
国会議員は仕事で評価する、この当たり前のことを「当たり前に評価出来るシステム」こそ、金の問題や女の問題に明け暮れるワイドショーのコメンテーターをバッサリと切り捨てて、真の民主主義に目覚めさせる最終兵器である。時代はSNS、それを活用しなくて何の未来か。
分かる人には良く分かる提案だけど、反対する人は「未来を想像する能力がない」か、利権や賄賂の旨味にどっぷり浸かった旧来の仕組みに愛着がある人か、どっちかである。派閥が最近は無くなって幹事長が党の資金を握り、我が物顔に牛耳っているという。このシステムは、党など何の役にも立たない新しい国会議員の形を提案した。直接民主制という本来の理想のシステムに近い形だと自負している。皆さんも一度考えてみたら面白いと思う。
反省 : まだ思いつきでラフな形でのリリースである。従って、改良する余地は大いににあると思っている。次の改訂版は、選挙の後に書くことになるだろう。この政府の形に関する提案は、生涯のテーマにするつもりだ。
古くはギリシャのアテネに始まる賢人政治からローマの元老院政治を参考に「聖人による独裁政治」を何とか認めない方向で民主制度を模索してきた結論は、SNSを駆使した直接民主制であった。
目指すのは、能力の差を認めた上での権利の平等である。人の上に立つことを喜ぶ人がこの世に存在する限り、それをコントロールする技術が必要になる。
社会生活を送る中では、他人からの自由は権利の平等と正面からぶつかる。その調整役を政治が担わなければならない。課題は非常に重い。だが案外と簡単かも知れないな、と最近は思うようになって来た。
では選挙後に。
1 処理すべき問題の細分化と具体化
国会議員の政治活動を扱うのだから国レベルの全体的なことである。外交・医療・年金・子育て・交通・財務、、、つまり大きなカテゴリーから小さなカテゴリー、もっと小さな分類、と言うふうに分けていき最後は「個別の問題」まで網羅する。勿論、途中で増えたり減ったり自由に作る。そして個別の問題ごとに「委員会を作る」。最小実行単位は委員会だ。例えば自転車事故を減らすにはどうする?という委員会である。これをホームページにサイトマップ付きで掲載する。
2 担当議員の名前とスタッフを発表
委員会は、メンバーが決まったら議員の名前とスタッフ5人の名前をホームページに出す。責任を明確にすることと、活動を逐次報告するためである。同時に各人は、国の開いたアカウントでTwitterとFacebookとInstagramに投稿出来る。あるいは専用のアプリを開発しても良い。自分がどれだけ頑張っているか直接有権者に訴えることが出来ると同時に、ホームページで公式な経過発表がなされるので、どの道嘘は付けず、結局キチンと仕事をした議員だけが評価される。
3 該当問題の解析及び障害となっている事実の洗い出し
最初は問題の洗い出しである。委員会はその問題に詳しいプロの集まりだから、単なる名前だけのオリンピック推進委員会などよりよっぽど役に立つ。あちこちのしがらみに顔を立てなきゃならない政治家と違って、国民に直接評価される委員会は、問題を解決することにのみ必死になるから仕事がすすむのである。できなければ議員としての資質が無いということになるから真剣勝負、他の奴なんかかまってられないリアリストが最後は勝つ。情けはこの場合、無駄である。つまり、国民の利益が優先される。
4 改善ロードマップ
問題の洗い出しが終わり、改善策が大体決まったら国民に了承を取り(途中経過で発信しているので、大筋では了解は取れている)、改善のロードマップを策定する。実際は他の案件との擦り合わせもあるから、検討をする必要が出る場合もある。だからロードマップを出して大丈夫かどうか確認するのである。
5 最後に予算を付ける
予算は最初につけるのではなく、改善策がどのくらい効果があって、それに見合うコストかどうか、国民の判断を仰ぐこととする。これも途中経過であらかた発信しているので、大きく食い違うことはないと思う。要は、止めるという選択肢を残しておくためである。役人は、決めた予算を使うためだけに、意味もない事業や既に解決している事業を発注して無駄金を使う。それを止めるだけで大変な節約になる。
6 議事録は全文掲載、密室政治はなくす
全てオープンにする。委員会は仲間内の仲良し会ではない。お互いがアイディアを出し合う切磋琢磨の勝ち抜きの場である。隠し事や談合をやると、すぐ国民に「出来ない人」の評価を与えられて議員生命に関わるため、毎回が真剣にならざるをえない。ポイントは国民が直接評価出来るシステムを作ること。そのためにも、問題は細分化して具体的に話し合う必要がある。だから委員会は少人数がベストなのだ。
7 解決すべき問題は国民側も提案できる
基本的に、案件は政治家が社会の問題を汲み上げるが、国民の側からも提案してよい。問題は大きく分ければそれほど多くはないであろう。カテゴリーに分ければ常時30~40位と思う。そこから優先順位をつけて片付けるので、議員の数はそんなに必要じゃない。むしろ能力のある人の数は、テレビの国会放送を見る限りそんなにいないと思う。そっちの方が心配だ。
8 嘘はいけない。事実を捻じ曲げるとか隠すとかの罪は、最も重い罰を与えること
これは議員をクビにするだけでなく、議員に有るまじき行為ということで裁判して、実刑を与える位の罰がいい。甘利や宮崎や野々村といった連中はそもそも能力が無いので議員にはなれないが、もしこのシステムで不祥事を起こせば、間違いなく実刑である。
以上である。ホームページを「全体・大分類・小分類・個別案件」という風に細かくして行って、最後は「提案先メールアドレス」のボタンをつけておく。国民から直接提案を受け付けるのだ。もちろんふざけたメールも来る、それも含めて受け付ける。別途、TwitterやFacebookで議員の公式アカウントを開設、議員個人の仕事ぶりを「公務として発信」させるのである。膨大な量になるが、大衆は好きなものだけを見ればいいので、それほど驚くことはない。これは両方やるから公正なので、ホームページとTwitter・Facebookは両方が補完しあって「政務報告になる」。
議員は同時に兼任できる委員会を3つまでと制限し、一つの委員会は「参加できる議員の数を8人まで」とする。ただし余りやる気のない議員や能力の不足している議員や、または「やたらと偏向している議員」は、公式ホームページの「任命ボタン・罷免ボタン」を押した数が期間中にある一定の数(コメント付き必須?)に達したら、「国民の判断を仰ぐメール投票」を実施して、アウトになったら辞めてもらう。そうしてどこの部会にも入れない議員は当然議員辞職である。国会議員の役目は「国会で賛成するだけ」の自動人形ではない。未来を見る識見と問題解決能力と人を使う魅力の「三拍子揃った人物」が求められる。
国会議員は仕事で評価する、この当たり前のことを「当たり前に評価出来るシステム」こそ、金の問題や女の問題に明け暮れるワイドショーのコメンテーターをバッサリと切り捨てて、真の民主主義に目覚めさせる最終兵器である。時代はSNS、それを活用しなくて何の未来か。
分かる人には良く分かる提案だけど、反対する人は「未来を想像する能力がない」か、利権や賄賂の旨味にどっぷり浸かった旧来の仕組みに愛着がある人か、どっちかである。派閥が最近は無くなって幹事長が党の資金を握り、我が物顔に牛耳っているという。このシステムは、党など何の役にも立たない新しい国会議員の形を提案した。直接民主制という本来の理想のシステムに近い形だと自負している。皆さんも一度考えてみたら面白いと思う。
反省 : まだ思いつきでラフな形でのリリースである。従って、改良する余地は大いににあると思っている。次の改訂版は、選挙の後に書くことになるだろう。この政府の形に関する提案は、生涯のテーマにするつもりだ。
古くはギリシャのアテネに始まる賢人政治からローマの元老院政治を参考に「聖人による独裁政治」を何とか認めない方向で民主制度を模索してきた結論は、SNSを駆使した直接民主制であった。
目指すのは、能力の差を認めた上での権利の平等である。人の上に立つことを喜ぶ人がこの世に存在する限り、それをコントロールする技術が必要になる。
社会生活を送る中では、他人からの自由は権利の平等と正面からぶつかる。その調整役を政治が担わなければならない。課題は非常に重い。だが案外と簡単かも知れないな、と最近は思うようになって来た。
では選挙後に。
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