マックブックを手に入れて早くも3日、ビックカメラに行ってマックとiPhoneをつなぐケーブルを買ってきた。バックアップするのとiTunesに接続をするためである。ルンルンでコードをつないでバックアップしたが、ウィンドウズで見ていたようなiPhoneの概要画面が一向に出てこない。マックになったら色んなことが「変な場所」に変わっていて、説明不足の感は否めないなぁ。
ウィンドウズなら自動で出てくるところが、マックではわざわざボタンを押さないとダメなのである、しかも相当わかりずらい。そこは何とかクリアして同期の実行に入った。私は勘違いしていたのだが、アップルではiPhoneとパソコンは2台までしか同期出来ないらしく、全て同期をチェックしたら前に同期していた「ウィンドウズのパソコンは同期が切れてしまうがいいですか」と聞いて来たので、深く考えずにOKして同期の実行ボタンを押した。
あちゃちゃちゃー!!
見る間にiPhoneの音楽ライブラリ3011曲が一瞬にしてカラになったじゃないか!!
茫然自失とは、この事だ。私の集めた音楽ファイルは二度と戻ってこない。しばらく放心状態で天井を見ていた僕は、Windowsのパソコンにはバックアップが残っていることに気がついた。藁にも縋る気持ちでiPhoneをつなぎ、認証をし、バックアップを戻して3000曲を取り返した!すっかりアップルのワナにはまった私は熱いコーヒーを入れて、やっと人心地がついた安堵感を味わった。
パソコン始めて35年、何回もこの様な危機的状況を乗り越えてきた実感が鮮烈に蘇ってきた。三年前夜中の12時に自作のプログラムが動かなくなって、翌日の展示会が開けなくなるという大問題に追い込まれたことがあった。私は立ち往生してしまい、深夜の会社の踊り場で独り、タバコを吸いながら頭の中は真っ白になっていた。私にはどこが悪いのかわからなかったのである。
「そんなことがあったなぁ」。
結局、接続コードが断線していたのだったが、夜中の2時まで思いつかなかった。翌日の展示会は無事開けたが、誰も私が危機的状況に陥っていたことなど知らないし、朝の4時までパソコンと格闘していたことなど知る由も無い。もちろん知らなくていいことだが、システム担当者というのは、ある日突然に大事故の一歩手前の場面に立たされる、しかも「たった独り」でだ。今回の音楽ファイル消失の危機で、あの嵐のような孤立無縁の生活を思い出したわけだ。
しかも何だか懐かしく、である。
さんざん騒いだが、やっぱり iTunes では同期しないことにした。危なすぎるというより、iPhoneからマックブックへ「コピー」が出来たら、その時は初めて使えるプログラムとして検討してもいいかもしれない(今でもできるかもしれないが、私にはわからなかった)。アップルのソフト作成者たちは、余りにも自分達のデザインポリシーに酔ってしまい、日本語の曖昧さと相まって肝心の操作が「メニューに見当たらない」事態になっていることに気が付かないのである。
でも私はマックを使うことにした。いわゆる「終の住居」である。手間がかかる程、愛着が湧くというものだ。これから正月にかけて、いいオモチャが手に入ったと考えれば、色々遊べて悪くないかも。(本音は、何しろ19万も払ったんだから、今更やめられない!である)。
ウィンドウズなら自動で出てくるところが、マックではわざわざボタンを押さないとダメなのである、しかも相当わかりずらい。そこは何とかクリアして同期の実行に入った。私は勘違いしていたのだが、アップルではiPhoneとパソコンは2台までしか同期出来ないらしく、全て同期をチェックしたら前に同期していた「ウィンドウズのパソコンは同期が切れてしまうがいいですか」と聞いて来たので、深く考えずにOKして同期の実行ボタンを押した。
あちゃちゃちゃー!!
見る間にiPhoneの音楽ライブラリ3011曲が一瞬にしてカラになったじゃないか!!
茫然自失とは、この事だ。私の集めた音楽ファイルは二度と戻ってこない。しばらく放心状態で天井を見ていた僕は、Windowsのパソコンにはバックアップが残っていることに気がついた。藁にも縋る気持ちでiPhoneをつなぎ、認証をし、バックアップを戻して3000曲を取り返した!すっかりアップルのワナにはまった私は熱いコーヒーを入れて、やっと人心地がついた安堵感を味わった。
パソコン始めて35年、何回もこの様な危機的状況を乗り越えてきた実感が鮮烈に蘇ってきた。三年前夜中の12時に自作のプログラムが動かなくなって、翌日の展示会が開けなくなるという大問題に追い込まれたことがあった。私は立ち往生してしまい、深夜の会社の踊り場で独り、タバコを吸いながら頭の中は真っ白になっていた。私にはどこが悪いのかわからなかったのである。
「そんなことがあったなぁ」。
結局、接続コードが断線していたのだったが、夜中の2時まで思いつかなかった。翌日の展示会は無事開けたが、誰も私が危機的状況に陥っていたことなど知らないし、朝の4時までパソコンと格闘していたことなど知る由も無い。もちろん知らなくていいことだが、システム担当者というのは、ある日突然に大事故の一歩手前の場面に立たされる、しかも「たった独り」でだ。今回の音楽ファイル消失の危機で、あの嵐のような孤立無縁の生活を思い出したわけだ。
しかも何だか懐かしく、である。
さんざん騒いだが、やっぱり iTunes では同期しないことにした。危なすぎるというより、iPhoneからマックブックへ「コピー」が出来たら、その時は初めて使えるプログラムとして検討してもいいかもしれない(今でもできるかもしれないが、私にはわからなかった)。アップルのソフト作成者たちは、余りにも自分達のデザインポリシーに酔ってしまい、日本語の曖昧さと相まって肝心の操作が「メニューに見当たらない」事態になっていることに気が付かないのである。
でも私はマックを使うことにした。いわゆる「終の住居」である。手間がかかる程、愛着が湧くというものだ。これから正月にかけて、いいオモチャが手に入ったと考えれば、色々遊べて悪くないかも。(本音は、何しろ19万も払ったんだから、今更やめられない!である)。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます