明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

デジタルライフ研究(3) iPad mini の次は何にする?

2021-08-26 09:18:34 | 科学・デジタル

というわけで、コロナ暇ついでにいつものように柏駅前のビックシティへ iPad を見にいった。iPad は大きさが何種類かあって、どれを選ぶか迷いそう。私の持っている iPad mini が 7.9 インチ、軽さが売りの iPad Air が 10.9 インチ、チップが爆速の iPad Pro が 11 インチと 12.9 インチ。画面の大きさはミニ以外は狭縁なのでそれほど大きさに違いはない。実は私は 2016 年に 13 インチの MacBook Pro を購入しているが、机に向かって姿勢を正して操作しなくてはならず、どうにも使い勝手が悪くてついつい iPad mini を手に取る癖がついてしまった。楽な姿勢で椅子に座り、グダッとしながらネットニュースや YouTube を見るためには、やはり iPad mini が最高である(ちゃんと座っていると、すぐ腰が重くなってしまう)。

何しろ病み上がりの私には、寝転んで見られるというのも大きな魅力だ。最近アマゾンの定額制サブスク「kindle unlimited 読み放題」に加入したので、雑誌やマンガも読み放題になった。ところが iPad mini の画面では、見開きページを読もうとすると少々文字が読みづらい(というか、ハッキリ言って全く読めない!)。サブスクで読むものには真面目な古代史の本とかもあるのだが、暇つぶしに読む雑誌やマンガなどは「ノートパソコン」で読むのは面倒臭いな、と思っていてそれが悩みである。まあ、病気をしてから6年も経っていて、だいぶ身体も元の状態に戻ってきたし、これからは「本業の古代史」をノートパソコンで、しっかり背筋を伸ばして勉強しようかな、と思っていたところだった。それが丁度上手い具合に iPad mini が壊れそうなのだ。

それでその他の YouTube やネットニュースなどは(それと、kindle 関係のうち「雑誌とマンガ」については)画面の大きなタブレットの iPad でカバーしようという魂胆である。当然、雑誌の「見開き」をそのままで見ることが出来る大きさということで 、必要なモデルは iPad 10.5 インチ以上が条件だ。だが、本当に雑誌など見るのだろうか?。今でも見ようと思えば 13 インチのノートで見れば問題ないはずである。それが億劫だというのは、それほど私は雑誌には興味がないのかも知れない。以前はちょくちょくゴルフ雑誌などをコンビニで買っていたが、サブスクに加入してからは実は一切買ってないのだ。これはもし何か読まなきゃいけないものがあったとするなら、家に帰って「MacBook Pro 13 インチで読めばいい」と思っていることの表れである。ここは考え所だが、ままよ失敗しても致命傷にはならないだろう。雑誌を読むことは第一目標ではない。

何より大事な点は、何を読むかよりも「持ち運びのし易さ」である。私の持っているMacBook Pro は重くて、とても持ち歩く気にはならなかった。結局私が欲しかったものは「サッと持ち歩けて、大きな画面」なのだと思った。そこで一番重要な重さを比較すると、iPad Pro 12.9 インチは 682 グラムで、手に持って画面を見るのには少々重すぎるのではないか。軽いと言えば iPad Air だが、重さは 458 グラムで 11 インチの iPad Pro の468 グラムとは「ほとんど」変わらない。「迷ったときは高い方を買え!」というのが私の電化製品を買う時のセオリーだが、ここはやっぱり iPadPro 11 インチにすべきだろうかねぇ。

プロセッサはアップル最新の爆速チップ M1 が入っていて、ダウンロードにしても映像再生にしても、全くストレスなく遊べるはずである。何より「ソフトウェアのアップデート」に時間がかからないのが嬉しいかな。今の iPad mini のアップデートは「信じられないくらい」時間がかかるのだ。ネットのスピードテストをしてみると、iPad mini だと 9 メガしか出ていない。同じ計測ソフトで測ってみたら「コア i 5」の MacBook Pro は 15 メガ出ている!。これが単純に CPU の違いだろう。これがさらに M1 になると「劇的に速くなる」というのだからもう、マジ楽しみである。まあこれは私の持っている UQ の WiMAX が同じように5年近く経っていて、裏側の電池カバーが膨らんできてるからそろそろバッテリーの限界だと思うので、そちらを新しいのに取り替えて「通信速度を5Gにする」のもアリかなと考えている。まあ、色々と新しくしなければならないのは確かなようだ。あれ?、柏は5Gが使えたんだっけか・・・。

それはまあ良いとして、他にも私が必ず見ている「女子ゴルフツアー」のテレビ放送など、段々テレビじゃなくて「ネット放送」に重心を移しているみたいだから、この先間違いなく大型タブレットは必須かも。実はこう見えて、私もコロナ禍に相まって「テレビ離れ」しそうなのである(ホントなのか?)。もしコロナ禍がひと段落したら一日中テレビの前に座っているのじゃなくて、朝から外出して人混みに紛れ、外の空気を思いっきり吸って「活動的な人生」を送ってみたい、というのが私の2022年度の「コロナ後」の生活目標なのだ。それに何か運動もやりたいと思っている。

というわけで、そのためにまずデジタル環境を見直して、外でバンバン活動するような「屋外でのネット環境」を手に入れるのが先決だと思う。私は元々アプリは余り入れてないし、ゲームは勿論全く入れてない。皆さんが必ずやっているTwitter や facebook や instagram も入れていない(勿論 LINE もだ)から、スマホは殆ど SimpleNote というメモアプリ一本である生活している。尚且つ SNS はやらずに「連絡はもっぱらメール」のみだというから、正に「昭和」である(そもそも電話も殆ど使わないから孤独老人になったのだが・・・)。

実際スマホに入っているアプリは「天気と地図と乗り換え案内」という、レトロ感満載のものしかない。こんな私が「デジタルライフ」などということ自体が烏滸がましいのだが、一応私にとっての三種の神器が 「テキスト入力・音楽ストリーム再生・電子書籍」という3つである。その他カメラはスマホについているので十分だし、カレンダーは予定がないから必要ない(ウソだろ!?)。ブログに必要な知識はネットを開けば殆ど教えてくれるから、一応は世間の話題について行けるとは思っているが、そう考えると何もプロセッサを「最新の M1 」に変えて、爆速にしなくても「A14 バイオニックチップ」で十分ではないか?、と思ってしまう。2022年度には、多分通常の iPad が終了して iPad Air が M1 になり、ついでにネーミングも iPad for Business とか新しくして「基本形」として打ち出すんじゃないかな。それで、従来の iPad シリーズは Pro が2種類と、廉価版 iPad が mini と統合して iPad Basic とかのファンユースを強調した形になる、と私は読んだ(勝手な予測を偉そうに言うな!と叱られそう・・・)。これあくまで 素人の自由な想像です。

で、私の方のラインナップはというと、MacBook Pro はいずれ経年劣化で用済みになって「10ー11インチのタブレット」に纏めることを計画している。アップルの計画でも Mac OS と iPad OS との境目が段々なくなってくる方向だから、この点での迷いはなくなりそうだ。と言うか、我々のコンシューマー市場では Mac の需要はほとんど無い。まあ、仕事で使うパソコンとしては、Windows がより価格の安い cromebook にとって変わられているという噂だし、プロ用と違ってコンシューマー市場では、ソフトの自由度が減って「どんどん楽チンになっていく」というのが私の見立てである。とにかくリタイア組の私にとっては、業務で使用するパソコンという考えは「とっくに」無くなっているのだ(決断が早いねぇ)。パソコンはもう「スマホ」で十分である。ちょっと大きい画面が欲しい時に、タブレットが見たくなる程度と見限った。

結局、いろいろ考えた末に、いま新しいデジタル機器を買うのは我慢して、iPad mini が「うんともすんとも」動かなくなるまでじっと待つことにした(何だよ!)。それで、しばらく MacBook Pro 13 インチと BrackBerry Key one の二台体制を体験してみて、これで「やっていける」と思えば、次に MacBook Pro がダメになるのを待って iPadPro 11 インチに買い替えることにしようと思う(だいぶ先じゃないか!)。もしこの計画より先にBrackBerry がダメになったら、もう「キーボード付きの携帯」には戻らずに、iPhone でソフトウェアキーボードを使いって長文を打っていこうと考えている。勿論、ちゃんとしたキーボード付き携帯があれば嬉しいのだが、私の求めるコンパクトな物はもう出て来そうにない。私は出来るなら以前 BrackBerry 社で出していた classic のような、四角い形の「テキスト入力専用タイプのスマホ」が出ないものかとずっと待っているのだが、今の状況では無いものねだりに終わりそうである。

私の理想はいつでもポケットからサッと出せて、頭に浮かんだセンテンスを「すぐテキストに打ち」サラッとポケットにしまう。そんな「アイディアを逃さない」デジタルツールが欲しいのである。キングジムから「ポメラ」というのが出ているが、これは机に座らないと打てそうにないので私は買う気になれなかった。それに肝心の「クラウド連携」がイマイチなので、実際に使うとなると「色々面倒」だから却下した。やはり歳を取ると「電気の通り」が悪くなるので老人には不向きではあるが、「ソフトウェアキーボード」というのを使いこなすしかないのだろう。日常的にブログを書いていると、色々なテーマごとに「書くことが増えて」くる。私がスマホに求めることも、簡単に起動できて、尚且つすぐテーマごとに振り分けて記録出来るアプリ(例えば simple note のようなもの)があれば、それで充分なのだ。それがそっくり「ポケット」に入っていれば、私のデジタル環境としては言うこと無いのである。となると、まだまだ BlackBerry は捨てられないよねぇ。

というわけで、ビックカメラのアップル売り場は「何も買わずに」帰って来てしまった。もう少し iPad mini に頑張ってもらって、来年の春に新しい iPad を買うことにするつもり。それまでは旧式のチップで「ささやかだがブログ発信」などしてお茶を濁しておこうっと。まあ、買おう買おうとして結局買わないのは、私のいつもの癖です(杉下右京風に・・・例の如く、秋のシーズンでそろそろ始まるかな)。

なお今度、onwardmobility とか Unihertz とかで、色々キーボード付きスマホが出るらしい。とにかくいきなり飛びつくのはやめて、じっくり見てから購入を検討しよう。本当は iPhone で「キーボード付き」が出てくれば最高なんだが、期待は出来そうにない。まあキーボードさえまともなら、後は多少のことは目をつぶるんだけど・・・。まあ、思うようには行かないのがデジタルである。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿