空観方程式

「色」と「空」の一体化によって可視化され、相互作用で共感・共鳴が生じ、新たなる思いや生命力が実体化される。

幸せな気分になる人

2024年06月14日 | 読書・TV感想
幸せな気分になれる人
身近にある小さな幸せを見つけて満足する、
あるいは
どうせ死ぬのだから
好きなことをしてワクワクした思い出づくり。
または
このような偏桃体思考から離れることで、
得と感じるか、損と感じるかの参照点(基準)を
下げることで幸せを感じる、すなわち
ノーベル賞学者ダニエル・カーネマン博士の言う
「参照点の違いによって、人の価値判断は変化する」
から
幸せの基準値「参照点」が低い人が幸せになる。
このような
前頭葉思考が安心をもたらす。


一方、
飛行機をキャンセルしたことで助かった!
「生きているだけで丸儲け」
こうして死期を自覚することは、
どうでもいいことに時間を使わないようになる。
それは自由で幸福なことだ。ハイデガー

こうした
奇跡的な幸運に恵まれなくても、
老人に対して「生きているだけで丸儲け」
の合理性を発見した。

ウサギのような弱い動物の群れは
生き延びるために老ウサギを大切にする。
それは猛獣に襲われた時、
老ウサギが犠牲になって子ウサギが助かるからだ。

ホモ・サピエンスにも生き延びるために
ウサギの群れのような
子供の命を守るために老人を大切にする
その遺伝子がつくられているから、
今でも
「老人は子供を守るために価値ある存在だ」
皆んながそう思って生きている。

現代において
老人が子供を守る事態が本当に来るのか?
それはどんな事態なのか?
誰もわからなくても問題ない。
老人は価値ある存在だと思えれば良い。
それがダニエルカールマン博士の
いつか来るかもしれないうわさ話を信じる
前頭葉(スロー)思考の合理性だ。
同時にこれが老人に対する
「生きているだけで丸儲け」の合理性だ。
そしてそのことに感謝できれば最高の気分となる。

いずれにせよ、すべてが
幸せになることを捨てて、
幸せを感じる生き方だ。





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