6月。もうまもなく、誕生日がやってくる。何回目かは、秘密です。でも、特に嬉しいわけではないです。遠くはなれている友人たちが、メールくれたりするのが嬉しいくらい。
書くか悩んだ思い出ですが、書いてみます。小学生のときの、何度か書いた団地に住んでいたときの思い出です。
当時、千葉市の小学校では、4年生になると、選ばれたひとだけ、七夕音楽祭という、市の音楽祭に出られるという行事がありました。今も、あるのかな。
本だけでなく、実は、音楽も大好きだった私は、4年生になるのを楽しみにしていて、募集があると、真っ先に、手を挙げました。でも、その年から赴任した先生の方針で、ピアノを習っている子しか選ばれず、私は、落ちてしまいます。仲のよかった友だちは、ほとんどみんなピアノを習っていたので、放課後は練習に行ってしまい、私は、ひとりでまた、図書室で本を読んでいました。
その日読んでいたのは、365日のことを書いた本で、自分の誕生日を開いてみると、空海の誕生日と書いてありました。
家に帰って、「お母さん、空海ってだれ?私と誕生日、同じなんだって。」というと、母は、「そんな偉い人と誕生日がおんなじなんて、あなたにもきっといいことがあるわよ。」といってくれました。
あれから、だいたい40年くらい経ちましたが、なぜかこの香川に来て、2人の娘を授かり、娘たちが、楽しそうに音楽したりするのをみるのが、わたしのその後の人生におこった、よきことかな、とときどき考えます。
(暗めな話、しかも長文で、申し訳ないです…)
(それから、前回の投稿、朝起きて読み返して、プライバシーの点からやはり問題かと、削除させていただきました。イイネをつけてくれた○○さん、ありがとうございました。すみません)