「アトランティスは、古代ギリシアの哲学者プラトンが著書に記述した、大きな島とそこに繁栄した王国のことである。強大な軍事力を背景に世界の覇権を握ろうとしたものの、ゼウスの怒りに触れて海中に沈められたとされている。近年の研究によって、地中海にあるサントリーニ島の火山噴火により紀元前1400年ごろに突然滅んだミノア王国がアトランティス伝説のもとになったとする説が浮上してきた。また、トロイア文明と重ねる人もいる。なお、アトランティスの直接的モデルとなるような事件そのものが存在しない説も有力。」ウィキペディアより抜粋
~Atlantis~
海底都市アトランティスになぞらえて命名した、WAVE TALEの新カテゴリー(since 2014)。
古美色ワイヤー、月の満ち欠け、歯車や時計パーツなどをシーグラスと組み合わせ「時」を表現。
クロックパンク趣味と、廃墟への愛着。現代の海への仕打ちへの怒りと、もどかしさからの郷愁。
非常にまとまらない文章ですが、経緯を記します。
~~~
●クロックパンク、廃墟
歯車、ネジ、時計の針、文字盤、動くギミック。
スチームパンクの中でも時計部品に特化したクロックパンク。
かつて遊園地だった場所に残る回転木馬、観覧車。
使われなくなった工場の錆びた機械、傷んだイス。
どちらもなんというか、言いようのない切なさがありながら、冷静に俯瞰できる感覚。
惹かれてしかたない世界観。
これらにシーグラスを組み込んで作ってみたいと思っていました。
(古びた教室で録音したりするMemeのアルバムジャケットに、シーグラスを載せた写真)
●バンド名「ATLANTIS AIRPORT」
2014年2月、音楽フェスでとても魅力的なバンドのライブを見ました。バンド名の由来を聞けば、
「海底の古代都市“アトランティス”に、現代を象徴する“空港”があったら面白いよね」とのこと。
私がシーグラスとかでものを作っていると伝えたら、ヴォーカルさんは「海つながり!」と言ってくれました。
そうか、海か、アトランティス…!
そこでピーンと、バラバラだったものが一本につながるように、整ったのです。
遺跡と化したアトランティスは、廃墟も時も感じさせる。海だから、シーグラスも組み合わせられる…!(次に書く)心境にも合致…!
制作スタート。
まずは、「グッズ作ってください」という言葉を鵜呑みにしてATLANTIS AIRPORTグッズ「アトランティストラップ」を制作(他に良い名前募集中)。
2014年7月、下北沢MOSAiCにて初お目見え。以降、ライブ会場限定神出鬼没販売(私が行ける日だけ)。
≪近々ライブ情報:9/30新宿Motionにて。ストラップ販売します♪
10/11新宿Motionにて。対バンのシキサイパズルもリコチェットマイガールも観たい♪
ATLANTIS AIRPORTのツイッター、facebook、サイトからのメールでチケット予約を!≫
そして、波展7の看板作品となった「シーグラスと月のペンダント(現:時のペンダント)」、「時計パーツのオブジェ」等々を作り出し今に至ります。
バンドATLANTIS AIRPORTにとても感謝しています☆☆☆
●怒り
~Atlantis~に決めたのは、「怒り」と、後ろ向きな思考からでした。
人間が生みだしてしまった汚水が海へ流れ続けている事実。
その場の環境が変わることがまるで理解されず増えてゆく埋め立て。
海洋資源と名づけて管理しようも、できない歴史を繰り返す人間。
かといって自分が劇的に変えられるわけでもないもどかしさ。
このままいくとどうなる?という不安。
伝説になぞらえて、ゼウスともなんともつかない大きな力によって、
いつか沈められちゃうんじゃないの? という妄想。
どうせ消えちゃうよ という諦めと哀しさ。
沈められてもいいんですか? という質問疑問と押しつけ。
ヤノベケンジさんがANGERを作ったように、怒りのエネルギーで制作をしてもいいんだなと思うようになりました。
ただまぁ、怒りの産物には哀しみが漂ってしかたない(個人的見解)。
意識は、哀愁漂う廃墟へと 飛ぶのです。
●「時」
その過ち、争い、怒りの、 何年後、何十年後、何百年後。
その過ちや争いがなければ、過ごせたであろう穏やかな時や濃密な時間、つながっていたであろう物事や命。
その時間を返せよ。
失った時間の厚み。
一方、その悲しみから落ち着きを取り戻すのも、「時」が成す。
一定の流れのはずなのに、長く、短く、早く、遅く感じることのある不思議。
~~~
結局まとまっていませんが元々はこういう気持ちという話。
成り行きはこうですが、作品を手に取った人には全て伝わらなくてもいいと思っています。
販売時にはざっくりと、「時」を感じていただければ…とだけ伝えたいと思います。
アンティーク調が好きな方や、男性にも、手に取りやすいことでしょう。どうぞご注目ください。
ちなみに、正式表記は ~Atlantis~ 。
大文字「A」を残して朽ちてしまったように、あとの文字は小文字で。
行の上部に表示される半角「~」を海面の波に見たてて、沈んでいることを表しています。
~Atlantis~
海底都市アトランティスになぞらえて命名した、WAVE TALEの新カテゴリー(since 2014)。
古美色ワイヤー、月の満ち欠け、歯車や時計パーツなどをシーグラスと組み合わせ「時」を表現。
クロックパンク趣味と、廃墟への愛着。現代の海への仕打ちへの怒りと、もどかしさからの郷愁。
非常にまとまらない文章ですが、経緯を記します。
~~~
●クロックパンク、廃墟
歯車、ネジ、時計の針、文字盤、動くギミック。
スチームパンクの中でも時計部品に特化したクロックパンク。
かつて遊園地だった場所に残る回転木馬、観覧車。
使われなくなった工場の錆びた機械、傷んだイス。
どちらもなんというか、言いようのない切なさがありながら、冷静に俯瞰できる感覚。
惹かれてしかたない世界観。
これらにシーグラスを組み込んで作ってみたいと思っていました。
(古びた教室で録音したりするMemeのアルバムジャケットに、シーグラスを載せた写真)
●バンド名「ATLANTIS AIRPORT」
2014年2月、音楽フェスでとても魅力的なバンドのライブを見ました。バンド名の由来を聞けば、
「海底の古代都市“アトランティス”に、現代を象徴する“空港”があったら面白いよね」とのこと。
私がシーグラスとかでものを作っていると伝えたら、ヴォーカルさんは「海つながり!」と言ってくれました。
そうか、海か、アトランティス…!
そこでピーンと、バラバラだったものが一本につながるように、整ったのです。
遺跡と化したアトランティスは、廃墟も時も感じさせる。海だから、シーグラスも組み合わせられる…!(次に書く)心境にも合致…!
制作スタート。
まずは、「グッズ作ってください」という言葉を鵜呑みにしてATLANTIS AIRPORTグッズ「アトランティストラップ」を制作(他に良い名前募集中)。
2014年7月、下北沢MOSAiCにて初お目見え。以降、ライブ会場限定神出鬼没販売(私が行ける日だけ)。
≪近々ライブ情報:9/30新宿Motionにて。ストラップ販売します♪
10/11新宿Motionにて。対バンのシキサイパズルもリコチェットマイガールも観たい♪
ATLANTIS AIRPORTのツイッター、facebook、サイトからのメールでチケット予約を!≫
そして、波展7の看板作品となった「シーグラスと月のペンダント(現:時のペンダント)」、「時計パーツのオブジェ」等々を作り出し今に至ります。
バンドATLANTIS AIRPORTにとても感謝しています☆☆☆
●怒り
~Atlantis~に決めたのは、「怒り」と、後ろ向きな思考からでした。
人間が生みだしてしまった汚水が海へ流れ続けている事実。
その場の環境が変わることがまるで理解されず増えてゆく埋め立て。
海洋資源と名づけて管理しようも、できない歴史を繰り返す人間。
かといって自分が劇的に変えられるわけでもないもどかしさ。
このままいくとどうなる?という不安。
伝説になぞらえて、ゼウスともなんともつかない大きな力によって、
いつか沈められちゃうんじゃないの? という妄想。
どうせ消えちゃうよ という諦めと哀しさ。
沈められてもいいんですか? という質問疑問と押しつけ。
ヤノベケンジさんがANGERを作ったように、怒りのエネルギーで制作をしてもいいんだなと思うようになりました。
ただまぁ、怒りの産物には哀しみが漂ってしかたない(個人的見解)。
意識は、哀愁漂う廃墟へと 飛ぶのです。
●「時」
その過ち、争い、怒りの、 何年後、何十年後、何百年後。
その過ちや争いがなければ、過ごせたであろう穏やかな時や濃密な時間、つながっていたであろう物事や命。
その時間を返せよ。
失った時間の厚み。
一方、その悲しみから落ち着きを取り戻すのも、「時」が成す。
一定の流れのはずなのに、長く、短く、早く、遅く感じることのある不思議。
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結局まとまっていませんが元々はこういう気持ちという話。
成り行きはこうですが、作品を手に取った人には全て伝わらなくてもいいと思っています。
販売時にはざっくりと、「時」を感じていただければ…とだけ伝えたいと思います。
アンティーク調が好きな方や、男性にも、手に取りやすいことでしょう。どうぞご注目ください。
ちなみに、正式表記は ~Atlantis~ 。
大文字「A」を残して朽ちてしまったように、あとの文字は小文字で。
行の上部に表示される半角「~」を海面の波に見たてて、沈んでいることを表しています。