はい。ベタなタイトルです。
quiet acting 主宰ライブ「純な妄想vol.1」の感想です。
大変遅まきながら感想述べさせてください m(--);m
2008年10月4日 新宿Motionにて行われました。
通常のライブだとお目当てのバンドの出番の一つ前くらいに行く私。
でも、コダワリの企画ライブはやはり別モノ。
しかも今回は全バンドおススメ!と主宰者から聞き…
まんまとstartから居ました私。後悔したくないものー。
で、のっけから、
…なにこのお客さんの数! トリ?(否) レコ発?(否)
最初っから最後までっ、混みっ混み☆
ライブハウス初体験の友達に「この混雑は異例(特別)と思うべし!」と念を押す私。
ところで最寄駅の『西武新宿』を『西新宿』と伝えてごめんよ友達(へこんだょ)。
ひとことで言うと、すごくよかったんです。
クオリティ高い☆ そして楽しい♪
皆さん芸達者。個性的。でも決してとっつきにくくない。
……と、実は10月8日にここまで書いて中断。
その後しばし制作にあっぷあっぷだったこともありますが、感想日記自体にも躊躇。
う~ん、読み返すと肝心の「ひとことで言うと」の3行が、言葉にするとなんて陳腐。
伝えきれそうにない気がするし、そもそも、音楽は趣味で楽しむ程度の私がどうこう言うべきではないかもしれない。
褒めるのも上から目線になりがちで難しいし。
でもね、書きたいの。 書いてとっておきたいの。
それに、良いと思ったものを周囲に強くプッシュするこの性分。
ブログ読者さんに“ライブにはあまり行かないけど よさげな音楽なら聴いてみるよ”という方がいらっしゃると思うの。
あと世間には“素人のお客さんの感想だってウエルカム!”なミュージシャンの方がいらっしゃると思うの。
そんな方々へ、また、読みたいと思ってくれる方々へ贈ります。
バンドさん一組ずつ出演順に個人的感想をば 書いてしまいます。
●ハイスイノナサさん
キーボードが秀逸!!!
連打連打連打連打……プログラミングではなく弾いているのが信じられない。
雨音みたい。一音一音ハッキリした雨音。時に激しく 時にかわいく。
明和電機の「トントン君」を弾かせたら即効壊れそう(ホメてます)。
ヴォーカルはあくまでもソフト。
『はちみつとクローバー』に出てきそうな女の子。
ギターがギャンギャン鳴ろうが ドラムがドンドン来ようが、かわいい声でずっと歌い続ける。
私だったら楽器隊に「ちょっとおとなしくしといて」って言っちゃうなきっと(無意味。
今でも時々、ライブ一曲目のイントロがふいに頭の中に流れるんだけれど
鍵盤高速連打なのでくちずさめないのがもどかしい。
●urbansole(アーバンソール)さん
本番前、ギターを2本背負って音合わせしていたのですよ。
その方が合わせやすいの?時間短縮?と思って見ていたら、そのまま本編へ突入
…2本背負ったまま!!えぇっ!? つかみはOKとはこのこと。
ベースさんが脱退されたそうで、ギターヴォーカルさんが兼任っって!!!
でも、その大道芸ぶりにごまかされることなくサウンドはとても素敵。
魔法にかけられたように動けず。リズム取ることも忘れて。
ギターって『弦』楽器なのだなぁ と改めて思ったり。
ドラムは主張しすぎずきれいにまとまっていて聴きやすい。
試聴ではヴォーカルが弱い印象だったけど、ライブでは違うんだなこれが。
骨のあるヴォーカルでした。
いただいたCDの楽曲にもすっかりとりこまれ、6分42秒はあっちゅうまでした。
●101A(ワンオーワンエー)さん
メロディアスシャウト。かっこいい女性でした(ヴォーカルギターさん)。
1&2曲目で私にはハード過ぎるかなと思いきや、曲によってはポップ要素もあり かわいさも漂う。
…うまい。そりゃフェスにも出るわ。この日一番の芸達者バンドさんと思った。
曲や演奏のなめらかさとか、安定感とか、音の面白さとかなら私のような素人でも感じ取れます。
…感じ取れてるつもり。…取れてるでしょう少しは。
Tu Tu Tu…と歌う曲が気に入りまして、耳に残っております。
CD販売ブースもじっくり見に行けばよかったな。
●kacica(カシカ)さん
ヴォーカルさんの動きが! …歌いながら手足が 体が 動いてしまうタイプなのですね。
「やばい」と聞いていた意味が分かりました。「反則」とも。そのとーり。
宗教始めたらついていってしまいそう(元ちとせさん(産休前)を夏フェスで観た時もこう感じた)。
シンセやエレクトロ要素があるバンドに女性ヴォーカルは生っぽくて苦手なことが多いのですが、
kacicaさんはヴォーカルもなじんでいて好ましいんです。
ベースさん、ギターさん、ドラムさん、ヴォーカルさん、皆 笑顔で!
個性を前に出す人ってとっつきにくくなりがちなのに、フレンドリー。
でね、言葉では全く表現できない感覚に陥ったのですよ。
言うなれば、たまご型の光のかたまりを受け取って両手でかかえて持った みたいな。
それ自体は目に見えないんですけど、ステージ全体は薄いオレンジ色に輝いて見えて。
不思議でした。
★ヴォーカルMisatoさんフィーチャー
あんな風に自分を表現できたらと思う。踊るというわけじゃなくて。
ライブではバンド対応のUAさん・CDでは春の日のビョークさんのよう。
それにしても、CDだと歌声が老けて聴こえるのはなんでだろ?
(quiet acting前身ニューロンでもそう思った)
内輪ネタですが幼馴染の楠山さん(仮名)に顔が似ています。くっちゃん元気かな。
★心の奥底で起こっていたコト
波長の合わない人からは、こういうのが好きなの?と驚かれそう。
その人達の前では話を合わせて、いいなと思った感情を隠したくなる。
確かに奇妙で笑っちゃう動きもある。でも楽しげで幸せそう。
こそばゆいような一面があっても、誰に不快感を与えるわけじゃなく、むしろなごませる(ん?明○電機?
「私はいいと思った。好きである。」それでよいのに。負けるな隠すな。
●quiet acting(クワイエットアクティング)さん
1曲目は波展の際に仕上げられた曲…今一番のお気に入りで嬉しいったら!
生ドラム入りだとどんなだろ?と思ったら無しで残念。
でも、ライブでたまにはドラムレスも あり ですね。
フレットレスベースも ギターも ヴォーカルも バランスよく聴かせどころがあって、
それらのタイミングがツボで、また、プログラミング音もツボなので楽しいんです。
その独特な雰囲気にずーっと浸っていたくなるんです。
個性的で◎と評しつつ、とてもバンドチックな「FRITTER AWAY」も好きだったり。
広君MC多めに喋ってくれましたー。ヨシ君のinterlude、曲名がついたのですね。
お二人とも気合がのっていましたね、いい具合に!!
サポートドラムの越智さんもいい顔してましたね~。スパン スパンと!さすがです!
ところで越智さん、首にかけていたのは森山直太朗さんのQ.O.L.タオル??
★最近のquiet actingニュース→viBirthでダウンロード販売開始!どうぞ!
★このライブのサイトが、ライブ終了した今でも生きているのでぜひクリック!
http://www.myspace.com/qapj
上記バンドさん達を初めて知ったそこのあなた!
どうぞどうぞ、ご自分でお確かめになってください☆
終わりに…
楽しかったのでquiet actingのふたりとkacicaのMisatoさんに握手してもらう。
いい音たちを浴び、右手からもパワーをいただき、自分の制作がどれほど進んだことか。
エンタテイメントは力になります。 広君ヨシ君 これおおげさじゃないからね。