WAVE TALE

鯨・波・しずく・月・シーグラス・海岸写真・~Atlantis~・http://wavetale.yu-nagi.com/

美術館で気の向くまま(彫刻)

2011-10-14 01:01:44 | 【海岸日記】
『水たまり』という、木の作品。
丸くとどまる性質や動きの一瞬をよく捉えていて、「水」を作ったんだなとよく分かる。
単純に「かわいい」と思える形が好ましい。
触れたくなる。いいにおいがしそう。時間が止まったみたい。

でもそもそもなぜ「木」で「水」を作りたくなったんでしょうね?

『水たまり』の再現ならば、水を持ってきて床に置けば(撒けば)いいじゃん。
または本物を写真に撮ればいいじゃん。
本物らしくするなら透明な何かで作ればいいじゃん。

作家さんにとっては当たり前のように木を手にして、
きれいな面を出すために夢中で削ったのかしら。
ヤスリかけたのかしら。途中でポキッといってしまって心も折れたのかしら。
一度や二度やり直したのかしら、一発勝負かしら。
よーく考えた構図かしら、何気なくかしら、迷いはあったのかしら。

「作るのが自分にとっては当然なこと」
「どうして作るの?分かんね」
両方、頭に浮かびます。

***

新国立美術館「新作展」(9月26日終了)

彫刻を出品されていた知人から招待券をいただき、堪能、すこぶる堪能。
同業のアクセサリーではないから、自分に置き換えたり重箱の隅つついたりせず自由に自由に観てきました♪

いやぁ、多かった!
広~い室内・外に並んでる並んでる!
理屈でなくとにかく好きだなと感じたものを写真におさめました。

 [右]リアルなおじさまと、[左]透明人間が服を着ているようなおじさま(帽子が浮いている)
 INOCHI
 たまご大のガラスに緑や黄色
 海っぽい 
 セメント詰まった袋がくちゃっとなっているみたいでかわいい
 再生だったかな。空が映っていた
 手前は蛇腹兄弟

(絵画編に続く)

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