WAVE TALE

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【レポ~ライブ編~】Just to mellow out…@ハコカフェ

2015-02-16 23:59:59 | 【出展レポ】
●Mellow go roundラスト企画「Just to mellow out...」
2015.02.14 茨城・取手Hako cafe


ライブレポというより、“この日のライブを通して見聞きした事と思う事”です。

ライブはこちらの3組♪各15秒のライブの様子は短いですが(^^ゞ聴いてください♪

Grisaille(グリザイユ)

ライブの様子
その1http://instagram.com/p/zIIZT_tkNw/?modal=true
その2http://instagram.com/p/zIIkr0NkOM/?modal=true
バイオリンが効いていますよネ!なおかつバンドとしてのまとまりもいいんだな~。

高石涼太さん

ライブの様子
http://instagram.com/p/zII0p5NkOy/?modal=true
その他音源https://soundcloud.com/laika6 どれもイイ☆
アコギ一本でここまで…。(元々ギター好きですが久しぶりにハマりました)

Meme(ミーム)

ライブの様子
その1http://instagram.com/p/zIJf11NkAa/?modal=true
その2http://instagram.com/p/zIKOuktkCM/?modal=true
その3http://instagram.com/p/zIKcODtkCn/?modal=true
3人のメンバーが入れ替わりながらそれぞれギター、キーボードを奏でます。
この世界感たるや…本当にいいようがないのですが…ひと、誰しもが持つ…やはりうまく言えません。


帽子のお方はゲストドラマーすずきさとしさん。Memeとは今回初共演。
曲によって小さなグロッケン、キーボードも。〆はドラムでバッチリと参加♪

先月、会場を下見した日に初顔合わせをされていました。
色々試せるようあれこれ持ち込んだドラムセットに囲まれたすずきさんと、
カフェ内のピアノの前に座るMemeの中澤さん。しばし、談笑(世間話)。
おもむろに、「こんな感じの曲なのですが」と中澤さんがピアノを弾き出すと、
いつの間にか手にしていたスティックで、軽く打ち始めるすずきさん。
・・・うわわわ~、こんな風にセッションとかサポートとか、ライブって作られていくものなんだ~と、バンド経験の無い私はちょっと感動していました。
その時の様子がこちらhttp://instagram.com/p/zCupbvNkPm/?modal=true

音楽のセッション、作品のコラボ。ああバンドさんやアーティストさん達と話したいです色々と。
本番の何倍もの、濃密な時間をかけて創りあげてゆくライブは、アート作品の制作と似たところがありますもの。
当日開場前にはメンバー全員で長~い時間リハーサル。

この日大活躍されたもう一人をご紹介。PA勝山さん。

複数の楽器が重なる音楽を、バンドが伝えたい雰囲気を損なわず、聴きやすいバランスで制御・放出。
ソロの高石さんのギターも、ライブハウスと異なるカフェという空間で、音の魅力を最大限に引き出す。
リハ中のメンバーさんとのやり取りは、相手の意見をしっかり聞きつつ現状やお勧めをハキハキ答えておられ、キッパリ却下する時も終始おだやかに。全ては音楽のためなんですね。こーれーは、演者はとてもやりやすいだろうなと羨ましくなりました。

それにしても、街なかのイベントだとしてもPAさんをつけるという、“良いもの”を求める主催者のこだわりよ。


ところで、ゲストドラマーすずきさんは農業されており、この日は収穫物も販売。

まるやま有機農園の野菜とお米。

サラダほうれん草を購入(^ ^)なんとも滋味にあふれ、茎までおいしいの!!
ライブ堪能して野菜買って帰るってなんとも妙な流れですが、ほっこりしませんか?(笑)

かく言う私もこういう場にシーグラスや写真を飾って、アクセサリー販売をしまして。
音楽好き、かつ、海好き・手作り好きな人(または興味もっている人)はいるもので、好感触を得られました。
もっともっと交ざればいいなと思います。普通のライブハウスでもこんな出展者がいるのが自然になる日が、早く来ないかな。
そして展示販売という“プラスアルファ”によって、行こうか迷う人の背中を押せたり、来た人をより楽しませたりすることができたらいいのですが。
そう、イベントに(バンドに、客に?、)寄り添いたいのです。

今書きながら自分で納得したのですが、ライブイベントでの出展は、このバンドいいですよね一緒に観ましょ応援しましょとお客さんに話しかけているようなものだな、と。個展の時のような全部自分色にする気は全く無く。

主催のF教授の言葉が胸に留まっています。
『(特にインディーの場合)この金額払ったのだからいいライブしろという類の客目線ではなく、バンドが払うノルマや費やす時間や 使う会場を、共に負担したり工面したりするのはどうですか。このメンツならライブチケットはこの金額という相場を無視して、誰にも大きな赤字が出ず楽しいひとときを過ごせたら良いじゃない。それが都心だけでなくあちこちで行われたら良いじゃない。(大まかに引用)(だからこの日はフード代のみと投げ銭式)』

先月の下見で、F教授とMemeの中澤さんが蕎麦カフェ「かやの木」に連れて行ってくれました。広い敷地内に小さなお店と、納屋というか土間のような場所があり、そこにはなんとピアノやオルガンやたくさんの椅子がありました。コンサートやアートイベントが開催されているのだそうです。最近ではインドネシア(だったかな)影絵の上映や落語なども。家族連れや若いカップルや、とにかく地元の老若男女、なごやかに休日を楽しむ姿が見えるようでした。
茨城のハコカフェと蕎麦カフェと、千年一日珈琲焙煎所と守谷の廃校くらいしか来たことはないけれど、扱うモノ・コト、料理、食器、店内外と人のたたずまい、どれも素直に素敵と感じるものでした。都会と比べての卑下も背伸びも何もなく、自然体でおしゃれなのはなんだかいいなァと。(神奈川県民だから親和性高いのか?でもうちの周りより素敵なお店多いー。)
F教授が都心のライブハウスにこだわらず、こちらに傾倒するのも分かる気がすると感じました(違うかもしれないけど)。

栃木でもF教授は活動を始めました。私もちょっとついて行きたいと思っています。





(レポ~展示編~も読んでね)

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