アキシル 運営ブログ

訪問看護事業からDX化
空き情報検索サイト「アキシル」を公開し
訪問看護運営とITベンチャーとして発信していきます。

自己研鑽の仕方

2020-08-28 09:11:39 | 看護・OT/PT関係
株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

「人は、いつも周りにいる5人の平均になるような人になるものだ」
とアメリカの起業家で自己啓発の作家であるジム・ローンが言っていました。

これ結構当たっていると思います。
周りの5人の平均値が自分のレベル。

今のコロナ禍ではちょっと難しいのですが、自分の能力を磨くために一緒にいる人を変えていくことも必要なのかもしれませんね。
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リハ職の将来を明るくするために 1

2020-08-27 08:02:30 | 看護・OT/PT関係
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

わざケアを立ち上げたとき、仙台市太白区の訪問リハビリ従事者の数は10人にも満たなかったと思いますが、今は大分増えてきて、訪問リハビリというのがようやく一般的になってきたのかなあなんて思っています。

ただ、制度上、訪問リハビリというのは訪問リハビリステーションから訪問している場合をいうらしく
訪問看護からのリハビリは、看護師が行うリハビリをPTOTSTが代わりに行っている。らしいので、リハビリではないようです。

現状、訪問リハビリステーションの開設要件として「病院、診療所又は介護老人保健施設であること。」となっていますから、増えないんですよね。
訪問看護は法人であればよいので、どんどん増えるわけです。
しかも看護師だけでは収益が不安定なので、一定数リハ職を入れておくと収益が安定しますから、訪問看護ステーションとしてもリハ職は入れたいわけです。
また、訪問看護ステーションは医療保険も使えますから、介護保険対象外の方のリハビリ、例えば小児のリハだったり精神科リハだったりができるわけです。
訪問リハビリステーションの場合、リハビリ対象が介護保険に限られちゃいますから使い勝手が悪いんです。
ALSなど難病の方への訪問リハビリを考えると、訪問看護ステーションからのリハビリであれば医療保険に切り替わりますから区分支給限度額を気にしなくてもいいわけです。
訪問リハビリステーションからのリハビリであれば、介護保険ですから単位を食っちゃうわけですから、サービスの調整が必要になる場合があるんです。

ということで、使い勝手の良い訪問看護ステーションですから、訪問看護で働くリハ職はどんどん増えてきています。

そのような背景があるということを踏まえ、また明日明るい将来に向けてどう考えているか書いていきます。

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特定行為

2020-03-10 08:07:59 | 看護・OT/PT関係
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

いつもコロナの話ばっかりだったので今日は別の話題を。

看護師の「特定行為」に関する記事が昨日出ていました。
研修を受けた方は今年度末で2400人程度だそうです。
厚労省は2025年までに10万人以上養成したいらしいですが、5年間で2400人ですから1年あたり500人弱のペースです。
厚生労働省は2025年までに10万人以上を養成したいみたいですが、
このままのペースで行くと、2025年には5000人程度ですね。

私も特定行為ができる看護師が増えていくことには大賛成ですが、
「2025年までに10万人以上を養成」この計画って誰が立てたのでしょうか?
おそらく、2025年に医師がどれだけ不足するのか割り出してから、その不足分を看護師に業務を分担したとしたら10万人かなぁ。くらいではじきだしたのではないかと思いますが、よく目標として掲げられたものだなと感心します。

頭が良くないと厚労省に入れないと思うのですが、頭が良くても現場を本当に知らないんだなあと改めて思いました。

まず、在宅領域別パッケージ研修だと研修期間の311時間+各5症例だそうで、40日以上の時間に対して、だれが給与を出すのでしょう?
だれが研修費を出すのでしょう?
その看護師さんはずっとその職場で働いてくれるのでしょうか?

おそらく特定行為の研修を受ける看護師さんは第一線で働いている方のはず。その看護師が2ヶ月も職場を空けていいといえる職場なんてほとんどないと思いますけどね。

うちの事業所みたいに訪問看護ステーション単独で運営しているのであればなおさら2ヶ月なんて調整のしようがありません。

持続可能な医療を構築したいのであれば、特定行為ができる看護師は必須のはず。であれば研修費やその間の給与は補償するから!くらい国は言って欲しいものです。

ありがとうございました。
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作業療法士の将来

2020-02-27 20:19:59 | 看護・OT/PT関係
こんばんわ株式会社わざケア 代表取締役 訪問看護ステーションわざケア 作業療法士 の渡部達也です。

今日は同業種連携。私のやりたいテーマの1つです。
病院・施設に勤める作業療法士や理学療法士が本気で考えてほしいと思っていることを書いていきたいと思います。
看護師さんも考えてほしいですね。

先日、公立病院の統廃合の話が出てましたね。

もちろん病院からは大反発ですが、私は同じ機能がある公立病院が乱立しているのは変だなあと思っていましたので、統廃合をすすめるのはいいことだ思っています。

いろんな政治力が働くかと思いますが、病院の統廃合は間違いなく行われていくと思います。

国民皆保険。誰もが公平に医療を受けられる権利のことですが、医療へのアクセス権のことでもあります。
統廃合によって近くに一次二次の急性期病院はなくなるかもしれませんが、「破綻からの奇蹟: いま夕張市民から学ぶこと」を見ていただきたいのですが、何が自分の人生にとって大切なのか知ることが大切です。

私は大往生できるはずが必要のない医療によって逝くに逝けない、そんな死ぬまで生きるだけの人生になりたくはないと思っています。

いつもながら前置きが長くなってしまいましたが、病院の統廃合が進んだ結果、リハや看護師は同じ条件で働き続けることができるのでしょうか?

答えは否。ですよね。あぶれたOTPTや看護師はどこに行きましょう?
病院?施設?違いますよね。OTPT,看護師の主戦場は間違いなく在宅に移行します。

でも、でもですよ!病院のOTPT,看護師は在宅につなげてくれない!!
今のうちから、在宅のOTPT,看護師の必要性をもっともっと訴えてくれていないと、病院のOTPT看護師は将来の就職先を狭めてしまう可能性が高いんですよ!

これはあんまりわかってもらえないことなんですが、10年後20年後のことを考え同業種連携を深め、どんどん在宅へ送っていただければなあって思っています。

ありがとうございました。
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同業種連携 病院から在宅

2020-02-12 08:00:54 | 看護・OT/PT関係
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

どこでも連携連携って言っていますが、そもそも同業種連携が難しいなと思っています。

お互い「言わなくても分かるよね!?同業なんだから」と思っていたり、「これ申し送っても在宅で行うのは無理でしょ?」と始めから言う気もなったり、そんな感じでしょうか。

単純にお互いの理解力不足なのですが、同業種なのにお互いを理解しあう時間をわざわざ作るのももったいない感じがします。

ですので、私は「病院でできなかった、確認できなかったなお残る日常生活上の課題を在宅に伝えて!」ということにしています。

「家にも訪問に来てくれるリハビリがあるみたいだから、家でもリハビリがんばってね~」っていう病院スタッフがいるかと思いますが、もちろんこれはアウト。
リハビリ人生を促しかねない。

「実際のトイレの練習ができなかったから、確認して欲しい!」とか申し送られると、リハも卒業しやすくなります。
ぜひなお残る課題を私たちに伝えるようにお願いします。

私たちの問題としては、利用者の急な入院の時があったとして、病院から求められないとサマリーを出さないことが多いです。
サマリーは必ず出そう!としてますが、100%にはなかなかなりませんね・・・。

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