アキシル 運営ブログ

訪問看護事業からDX化
空き情報検索サイト「アキシル」を公開し
訪問看護運営とITベンチャーとして発信していきます。

リハ職の今後

2020-12-25 13:56:35 | 日記
株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

 そういえば去年、『今後の理学療法士・作業療法士の需給推計においては、PT・OTの供給数は、現時点においては、需要数を上回っており、2040年頃には供給数が需要数 の約1.5倍となる結果となった。』
ということで、

 方向性としては『将来の需給バランスを見据えると、 学校養成施設に対する養成の質の評価、適切な指導等を行うこと等により、 計画的な人員養成を行うことが必要。』
 てことで、臨床実習指導者の要件が厳しくなって、臨床実習施設の確保が難しくなっています。

 現状、訪看の人員要件はないので、何人でもセラピストを雇うことができます。
 国はセラピストの数を増やさないために、今回の訪看の看護職員割合の導入はこれに連動しているのかなって、ふと思ってしまいました。

 自費リハについても制限をかけるかも?との情報がありますから、ますますリハ職の肩身が狭くなちゃいますね。

 そうならないためにももっとやっていることをアピールしないといけないんだと思います。
 
 国が求めていること
 対象者が求めていること
 雇用主(病院など)が求めていること
 リハ職がやりたいこと
各々が私たちに求めていることと、私たちがやりたいことにまだまだ溝があるような感じがします。
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コロナ禍における訪問看護

2020-12-23 07:40:31 | 日記
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

 大阪の吉村知事が、コロナで経営が悪化し医療従事者の賞与が削減されている現状に対して「最前線でコロナの病院で働く看護師は民間であったとしてもボーナスがカットされてはならない」と言っててました。

 本当にそうです。よく言ってくれました!
 反面、地方の議員も国会議員も何も成果出さなくてもボーナスは満額でるんですから本当に腹が立ちます。
 地方選挙であってもちゃんと投票に行かないといけませんね。
 
 利益率の低い介護業界もコロナに巻き込まれると厳しくなります。
 介護業界の利益率は3%前後なので、コロナ禍に巻き込まれてもできる限りサービスの継続を考えていきたいところですが、残されたスタッフでなんとかサービスを継続しているさなかに、さらに職員や利用者の感染が出てしまうと・・・。
 ですので、2週間はできる限りお休みしたほうが感染拡大をさせる恐れもなく、事業所としても傷が浅くて済みます。
 
 コロナ禍における訪問看護の重要な対策としては、サービスの継続が必要なかたの洗い出しと、その方に対しもしもの時によその事業所に頼めないかを検討をすることかと思います。

 2週間休むだけで利益の多くは吹っ飛びます。給与は雇用調整助成金で賄えます。
 でも、賞与はもちろん雇用調整助成金の範囲外です。
 だから、コロナで経営悪化すると看護師に賞与が削減されてしまうわけです。

 コロナに直面しながら賞与が削減されるなんて絶対ダメだと思います。
 今回コロナ禍に飲み込まれましたが、賞与は出せました。
 ただ、開設2,3年目に飲み込まれてたら軌道に乗っていないためおそらく賞与は出せなかったと思います。
 
 各事業所の雇用を守るためにも、議員さんに満額賞与を渡すのだったら、より積極的な支援をしてもらいたいものです。
 
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訪問看護と訪問看護stからのリハビリの良さ

2020-12-21 15:31:15 | 日記
 今日は訪問看護ステーションからのリハビリの良さを少しだけお伝えしていきます。
 
 うちは看護師8人、リハビリ10人のスタッフがいますが、情報交換はかなりしていて、看護とリハの連携をしっかりしよう!なんて言ったことはないんです。
 
 そのような状況なので、看護とリハの両方を介入させてもらっている利用者さんに対して、状態の変化時には結構機敏に対応できていると思います。

 また、退院直後や状態悪化時に出されるいわゆる特指示というものが出されたときにも、看護とリハが一緒に動けるので結構利用者さんには還元できていると思っています。
  
 看護とリハの2本柱を1つの訪問看護ステーションで作ることができますので、うちみたいに2本柱があるステーションは有効に使っていただきたいですね。

 来年度の改正では、災害時でもサービス継続できるようにと、計画を立てなくてはいけなくなるようです。
 このとき、もし災害が起き直後に看護師が訪問ってなったときに、1人よりはリハの人員をつけることで少しは安心して訪問に行けると思います。

 訪問看護STに所属している全国のリハ職の発信力の弱さかもしれませんが、有効性を考えると私だったら訪問リハビリステーションよりも訪問看護ステーションからのリハビリを選ぶと思います。
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④利用者さんから職員へ・・・ 訪問看護STがコロナ禍に飲み込まれた経験 そして求人も

2020-12-17 10:10:01 | 日記
 株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

まずおさらいですが、濃厚接触者の定義から
 ウイルスがうつる可能性がある期間(発症2日前から)に
 必要な感染予防策をせずに、手で触れる。
 必要な感染予防策をせずに、対面で「1m程度以内」で「15分以上」の接触があった。です。

 あとは保健所が積極的疫学調査として、上記をもとに個別に濃厚接触者に該当するかどうか判断するわけですが、
 「感染可能期間を発症日から2日前まで」ですから、3日前となると始めから濃厚接触者の対象として外れます。
 あと、「必要な感染予防策をせず」ですが、どちらかがマスクをしてたりすると当てはまらなくなります。
 
 ですので、濃厚接触者となかなか判断されないのだなという印象をもちました。
 ただ、濃厚接触者と判断された場合、検査結果が陰性でも保健所の指示に従い、感染者と接触した後14日間は健康観察期間として不要不急の外出は控えることとなりますので、仕事に行けなくなるなど生活に支障がでます。
 
 今回分かったのが、「検査対象者」というものがありました。
 濃厚接触者とは言い切れないが、「念のため検査しましょう」と言われることがあります。
 これならPCR検査のみで済みますので、生活への支障は最小限で抑えられます。

 PCR検査で最初陰性だったとしてもあとで陽性っていうこともありますので、陰性だったとしても人との接触は最小限にしていた方が良いと思います。

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訪問看護のリハ職の必要性について。収益的なところ。

2020-12-16 15:33:27 | 日記
株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

 昨日の続きです。
 訪問看護STでリハビリ職の構成割合が多いと緊急時などの加算の算定が少ない。とか言っていますが、これは単にステーションに看護職員が少ないだけであって、リハビリ職が多いから加算を算定しないという根拠にはなりません。
 だったら、緊急時など加算を取っていくために看護師を増やしていくためには?を考えていくほうが本当は大切なんです。

 緊急時をしっかりとっていくためには看護師の数が必要です。
 ただ、看護師は求人出してもすぐに来てくれません。
 むやみに雇っても人件費が先行しますので、よほど手持ち資金が潤沢でないと一気に数人の看護師を雇うことは難しいです。

 私は数年前に一気に看護師を雇って失敗しました。
 収益は安定せず、債務超過ギリギリにまで追い込まれました・・・。

 そこでリハビリ職です。
 リハ職を数名入れると訪問看護STの収益は安定します。
 その安定した収益のなかで常勤の看護師を計画的に雇い入れることができるんです。
 
 人件費を圧縮するためにパートの看護師を多く雇い入れる方法を取っている事業所もあるかと思いますが、結局緊急時の対応ができません。
 
 ですから常勤看護師を増やしていくためにはリハ職は欠かせない存在なんです。

 そういった側面を無視して、訪問看護STからのリハビリは制限する!と言われても納得はできないですよね。

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