おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。
最近「持続可能な~」という言葉をよく聞くようになりました。
これからの日本は少子高齢化・人口減少・労働人口の減少がどんどん進んでいくわけですから、経済成長を前提とした将来の予測は非現実的になっているのかなと思っています。
SDGs(持続可能な開発目標)というのはご存知でしょうか?
17の大きな目標と目標を達成するための169のターゲットがあります。
詳しくは調べていただきたいのですが、いろんな分野の問題は色々な分野の問題と密接に関係していることを教えてくれます。
私たちが日々直面している介護・医療の問題を解決するためには、実は真正面からではなく別な分野から解決していった方が良いのかもしれませんね。
話を少し小さくして、持続可能な医療・介護を考えたときに、今のサービスは手厚すぎるような気がします。
わざケアの理念は将来世代にこれ以上負担を増やさないこと。です。
介護保険の理念でもある「自立支援」の考え方を徹底していかないと、将来世代の負担がどんどん膨らんでしまうのではないかと非常に危惧しています。
介護・医療業界全体として、供給があれば需要が引き出せてしまうので、今は稼げるだけ稼ごうという考えがあるような気がします。
将来世代の負担をこれ以上増やさないために、持続可能な医療・介護とは?を全員が考えていかないといけないと思います。
ありがとうございました。