仙台市太白区の株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。
看護師は9割以上女性が占めます。
看護師は9割以上女性が占めます。
そして男性に比べ女性は結婚によって自分自身の役割が大きく変わることが多いと思います。
妻、嫁、母と、家庭内での役割がどんどん大きくなり、
保育園・幼稚園・小学校、子供会、PTAなど、地域や子ども関係で必要になる役割を担うことも増えてきます。
もし、家族に介護が必要な人がいれば中心的な役割を担うことも。
そのような背景がありますので、訪問看護で働きたいと思ってもオンコール当番がある事業所では働けない...となってしまうようです。
また、オンコールは求職者の自宅地域を縛ってしまう問題もあります。
いくら「あの事業所で働きたい!」って思っても、自宅が事業所の訪問エリアから離れていると、オンコールで呼ばれても時間がかかってしまい利用者さんが不利益を被ってしまう可能性があります。
そうかんがえると事業所の訪問エリアに近いところに住んでいる方じゃないと採用しづらい(できない)という問題があります。
ただでさえなかなか集まらないのに、こういった背景があるので訪問看護は慢性的な人で不足に陥ってしまうと思われます。
これを事業所の採用の問題だけととらえず、仕組みの問題として国にも対策を考えてもらえたらなと思います。