アキシル 運営ブログ

訪問看護事業からDX化
空き情報検索サイト「アキシル」を公開し
訪問看護運営とITベンチャーとして発信していきます。

財務省からケアプランについて

2020-10-30 07:27:52 | 日記
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

ケアマネオンラインに
ケアプラン、4人に1人が同じ 財務省調査 “有料化”改めて主張
とありました。以下抜粋です。

①財務省はこのほど、2018年4月と翌年同月のケアプランを比較した結果、利用者およそ4人に1人の内容が同じだったとする調査結果を公表した。
改めて“ケアプラン有料化”の必要性を主張している。

この書き方だと、ケアプランの内容が1年後も同じなことは悪いことのように受け取れますけど、高齢者の生活が維持できているとも考えられるため、このデータだけだとケアプランの有料化の必要性は言えないですよね。


②同省は、1割負担の利用者が月約1500円のレンタル料で3年間歩行補助杖を使用する場合、居宅介護支援費を含めて約41万4000円かかり、購入した場合と比べて40万円以上の費用が必要だとし、「歩行補助杖などの廉価な福祉用具については、保険給付による貸与から販売に変えることで毎月のケアプラン作成等のケアマネジメントの費用は不要となる」と主張した。

これは本当にそうですね。
何かプランを入れないと居宅介護支援費が請求できないですから、何かプランを入れたいという思いはありますよね。
居宅介護支援費の利用者負担はゼロ円ですから、これは有料化を!と言われても仕方がない事例だなと思いました。


ケアプラン有料化に関しては賛否ありますが、ゼロ円ではやっぱりで作ってもらうケアプランに対して意識が低くなってしまうのかなと思います。
ですのでいくらかでも負担して頂いた方が、お互いケアプランに対して意識改革になって私は良いのではないかと考えています。

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大塚家具 久美子社長の辞任

2020-10-29 09:47:46 | 日記
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

昨日、大塚家具の久美子社長が過去の業績についての責任を明確にする意味で辞任を申し出たとの報道がなされました。

久美子社長の経営は失敗に終わってしまいましたが、先代の会員制の高級路線で続けていたら成功したのでしょうか?

先代の踏襲、時代に合わせた変革。
経営は常に選択を迫られます。

久美子社長だって、商品には自信があるわけですから会員だけではなく、より多くの人に良い家具を見てもらえれば販路が拡大できる。そう考えていたんだと思います。もしかしたらうまくいくかもしれませんでした。

ただ、父と子の争っていた姿が印象に残りすぎて、大塚家具と言うと親子が骨肉の争いをした会社というイメージがついてしまったのが致命的だったように思います。

正しい選択をしてたとしても、その会社のイメージが悪ければ成功しない。そんな世の中になっていますので、常にクリーンなイメージを保つように心がけていくことが大切なのだと思ったニュースでした。
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介護保険 市場

2020-10-28 07:39:43 | 日記
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

介護保険は完全な自由市場ではなく、行政を中心に計画的に運営(コントロール)している中に営利法人を含めた多様な参入を認め、市場原理の要素を部分的に取り入れたものです。

基本として「利用者の自己決定」があるんですが、利用者と事業者に情報の偏りがあるので、その自己決定を基本にすることが正しいものなのか疑問があります。
なにせ情報の偏りをうまく操作すれば、その「自己決定」を事業所が有利になるように誘導できますからね。

ですので、事業所の参入が増えたら自由市場による自然淘汰が起こるはずですが、あの手この手で増えた需要分、供給を引き出していくので淘汰されていくことは少ないように思います。

ということでどんどん介護保険市場は拡大していきますが、その拡大に社会保障費に対応できないわけです。
それで来年の改正に向けて介護給付費分科会でいろいろ抑制しようと議論されるわけですね。

統計によると2050年には労働人口の25%が介護医療職になるとの試算が出ていますので、持続可能な世の中にしていくために痛みは受け入れないといけないのかもしれません。
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最近のニュースを見て思う事

2020-10-27 07:40:06 | 日記
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

昨年のあおり運転の事件からだと思うのですが、最近のニュースではドラレコの危険な運転している映像や、防犯カメラで映った犯罪の映像が多くなりました。

ニュースではその映像を見せられるだけで捕まったとかの結果を言わない場合がほとんどで、結果がない映像の場合正直すごくストレスを感じます・・・。

防犯カメラの映像もモザイクがかかっていたりと、何のために映像を流しているのか・・・
Youtubeでも危険運転の映像が数多くあり再生回数も多いようですので、Youtubeのように映像のインパクトで視聴率を稼ごうと思っているのではないかと思っちゃいます。

ますますテレビでニュースを見る意味がなくなってきますね。
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来年の制度改正に向けて

2020-10-26 07:57:44 | 日記
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

22日に介護給付費分科会において訪問看護の方向性は出されました。
○退院日の訪問を認める
 これは当然というか、今までなぜダメだったのかという感じですね。
 入院入所・退院退所日の算定は柔軟性が必要だと思います。

○看護体制強化加算の算定要件の緩和
 「利用者のうち特別管理加算の対象者が3割」というとんでもない要件があるので全国的にも算定率が低くなっています。
 これも当然で、訪問看護ではある特定の病気や状態の方は医療保険に切り替わります。そのため医療依存度の高い方は医療保険の場合が多く介護保険の対象者で特別管理加算を算定するのが難しくなっているからです。
 この可算を作った意味がよく分かりませんが、特別管理加算の算定者が多い、ターミナルケア加算の算定者がいる、ことだけで頑張っている事業所とは言えないと思いますので、算定要件の緩和ではなく算定要件の見直しをしたほうが良いと思います。

○職員の看護師比率
 職員の6割を看護師に。という方向性で行くようですね。
 この要件を満たしていないとき、どのように減算をされていくのか今後注視しなければいけません。
 うちは現在常勤換算で看護師7、リハ9.5ですから看護師の職員割合は42%。この看護師の職員構成6割の流れは今後も続くと思われますので、とりあえず50%目指していきたいと思っています。
 ただこれも納得できないのは、リハ職の比率が高いところは医療依存度の高いかたの受け入れしていないとか、緊急時可算を取っていないことが多いとか、職員比率が「看護体制がしっかりしていない」との根拠にされているところです。
 看護師だけの訪看ステーションでも、傾聴とか言って必要性が高くない方に対し頻回に訪問していたりとかあるわけですから、そこを見直してないのでリハ職をたたきたいだけの改定に見えますね。
 リハ職を入れた方が収支が安定するわけですから、その安定した収支の中で看護を充実させていくという方が、看護に無理な業務負荷をかけずに拡大していけるというメリットがあることも知っていただきたいですね。
 
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