こんにちは、WEcafeの村田倫子です
今回は9月16日までパシフィコ横浜で開催されている特別展マンモスYUKAをレポートします!
この特別展の目玉は、「YUKA」という10歳の子供マンモスの標本です。
シベリアの永久凍土から、毛や皮や肉など柔らかい部分までが残った状態で発掘されました。
ガラス張りの冷凍室に横たわる「YUKA」の標本は、マンモスに特徴的な鼻先も、毛の1本1本まではっきりと残っていました。
とてもリアルなので、ロシアの広大な大地に立つマンモスが空想できそうでした!
WEcafeレポートでは、もちろんYUKA以外の見所もご紹介します
さぁ早速マンモスワールドへ!
前半の展示では、絶滅してしまったマンモスをより理解するために、現代に生きているゾウとの比較をしています。
比較しているのはこちらの4種類。
氷河時代、主にシベリアで生息していた絶滅種「ケマンモス」。その名の通り、体中が毛で覆われています。「YUKA」もケマンモスです。
日本各地で化石が見つかっている絶滅種「ナウマンゾウ」。マンモスとは異なります。
現在も生きている陸上動物のうち、最も大きな「アフリカゾウ」。
日本の動物園でおなじみな「アジアゾウ」です。
かつては世界中に150種類程いたゾウの仲間も現在では「アフリカゾウ」と「アジアゾウ」の2種類しか残っていません。
上から順にケマンモス(背景が青色)、ナウマンゾウ(緑色)、アフリカゾウ(赤色)、アジアゾウ(黄色)
写真ではよくわかりにくいかもしれませんが、骨格標本の後ろには生体の絵が描かれているんです。
生きている姿をイメージしやすいですね。
解説版の文章もとてもわかりやすいので、読んでみて欲しいです!
実際にマンモスに触れるコーナーも充実!
写真はマンモスの歯。他に大腿骨や牙、毛にも触ることができます。
“触る”という展示はインパクト大!
そしてもう少し詳しく知りたくなったら…
触れる展示の対面にある詳しい解説コーナーをご覧ください!
大人の知的欲求も満たしてくれると思います。
旧石器時代にケマンモスが生きていた頃、人間はマンモスをうまく利用して生活していました。
そうしたマンモスと人との関わりといった文化を紹介する展示もあり、ボリューム満点!
ケマンモスの骨や様々な動物の毛皮で作られたマンモスハウスは必見です。
そして後半は冷凍マンモス「YUKA」の展示が待っています!
広い会場なので、混んでいてもゆっくり見ることができましたよ。
「YUKA」は撮影禁止のため、ブログには載せることができませんが、
みなさんも是非会場へ足を運んで、「YUKA」に会いに行ってみては如何でしょうか。
<今回ご紹介した特別展>
特別展 マンモス YUKA
【会期】
2013年7月13日(土)~9月16日(月・祝) 会期中無休
【会場】
パシフィコ横浜 展示ホールA (横浜市西区みなとみらい)
【入場料】
一般(高校生以上)当日2,200円
小中学生 当日1,200円
【開館時間】
9:00~17:00 (水・金曜日は19:30まで)
※入館は閉館の30分前まで
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