こころを合わせてLet's Play ! (ギター)

三重県四日市市で活動しているギターサークル・サルビアのナビゲータ役Itouの個人発信ブログです。

マイ ギター  ⑥

2008年05月10日 05時58分36秒 | マイギター
頭の切り替えをしてからはサルビアHPプロフィール記載の活動が24年間ずっと続いています。

活動を再開して間もなく楽器(ギター)卸商のY氏がサルビアに出入りするようになりました。
Y氏は現在もアドヴァイザーとしてサルビアに関わっていただいているんですが、楽器に関することだけでなく運営についてもいろいろと相談に乗っていただける方でとても嬉しい方です。
サルビア結成5周年記念コンサートに東京からゲスト(橋本道範さん美根子さんご夫妻)にお出でいただけたのもY氏のお声掛り。
橋本美根子さんは私が憧れた新堀ギターの女性合奏団「ドリマーズ」の中心だった方でした。
この5周年記念コンサートが私が長く続けたいと思ったスタート台になりました。
それから間もなくこのY氏より勧められたのが4台目のギターです。

製作者は加納木魂さん。やはり松・ハカランダです。
この時は専業主婦なので主人に買ってもらう形。
主人は応援してくれているので(笑)楽器買い替えは快く了解してもらえました。
自分の汗流したお金で買うのとは違う別の意味幸福感がありましたね。
河野ギター・YAMAHAギター・加納ギター・・音の好みが同一方向になっています。
でも微妙な塊が違いますね。
暫く弾くとわかります。
加納ギターは上品でまとまりがとても良いんです。
コツっとして指に纏わり付いてくる音。。(音の表現って出来ないですね。(笑))
この楽器が最後だと思って大事に弾いていました。

サルビアメンバーの一人と二重奏を組んであちこちで演奏もしましたね。
レストランで演奏したり・イヴェント余興で演奏したりもありました。
思い出は数えられないほどあります。
その頃が再開後ギター人生の華の時代ですね。
そんな経験が出来たのはとても幸せなことでした。
その中でも一番の思い出は大阪で行われた「ギター音楽大賞」。
ギターを持って初めて遠征?しました。
かなり練習したけど実際には遊び半分だったんですよ。
弾いてくるだけのつもりだったのに、それが審査されていると聞いて最後まで客席にいました。
重奏部門・最優秀賞で名前が呼ばれた時にはとても驚きました。
レコード大賞などで歌手が発表の瞬間を劇的にテレビ画面で見てるけど、そこまでは乱れはしないけど(笑)相当の瞬間でした。
一家庭主婦が味わうものではないですよね。ギター再開してよかったと思いました。
受賞曲は「となりのトトロ」「日本の歌メドレー(浜千鳥・中国地方の子守唄・花の街)」
他の出場者は純然たるクラシックギター曲だったのに私達リハーサルするのも恥ずかしいようなアニメと唱歌モノ。
まさか賞をいただけるとは大想定外でした。(笑)
この時に全く知らない方々から温かく声を掛けていただいたことがとても嬉しくて今でも鮮明に覚えていますね。


                   (・・・つづく)

マイ ギター  ⑤

2008年05月09日 05時43分38秒 | マイギター
家庭に入りギターから遠ざかっている私を気にかけていただく人がいました。
四日市ギター連盟の会長N氏。
その頃は年に1回、ギターフェスティバルとして近隣在住ギター愛好家を一つのステージに集めた催し物がありました。
私も毎年連絡を戴いていました。
イヴェントの最後に全出演者による大合奏があって、その部分だけ初見で参加したこともあります。
そのステージに愛知県の弥富町から参加していた女性ばかりのギターグループ「アイリス」がありました。ごくごく初級のギター合奏だったけど視覚から柔らかさを感じました。
それを聴きながら四日市でもそのような集まりがあったら参加したいなと思いました。
私の希望しているのは平日午前か午後の時間集まり。
でもその時間帯だと誰も開設&指導してもらえないんですよね。
四日市にはギター教室主宰を本業とされている方はいなかったんです。
「ITOUさんが呼びかけたら~♪」とN氏はじめ四日市ギター連盟の人達の声。
それから半年間仲間集めをしてスタートしたのがサルビアでした。

ずっと淋しい思いをさせていたYAMAHAギター、弦も勿論張り替えて指慣らしを入念にしてギターサークル・サルビア結成。
数年離れていると読譜力も落ちるものですね。(笑)
情けなくてくじけそうになるところを周囲の人達に助けていただきゆっくりゆっくりとスタートしました。
でもその時に主人から「誰にでも弾けるようなもっと身近な音楽をしたら?」とアドヴァイスをもらい全く切り替えをしました。
楽器の買い替えではなく頭の切り替えをしました。(*^_^*)
25年前も話ですね。(笑)

                    (・・・つづく)

マイ ギター  ④

2008年05月08日 05時48分05秒 | マイギター
YAMAHAの手工ギターを買った頃は四日市のギター仲間と集まっていました。
その仲間の一人が私の河野くんが欲しいと言い出しました。
思い出いっぱいのしかも自力で買った河野ギターだから手放すなんて思ってもいなかったこと。
でもその人は熱心に言ってくれます。それに負けました。
買値近い金額で河野ギターはその人のところへ養子に出ました。(*^_^*)

YAMAHAギターになってしばらくして私は環境ががらりと変わりました。
結婚したのです。
新しい世界でギターを楽しむ~♪個人では出来るものの友人達との交流もコンサートからも遠のき自然と自分でセーブするようになりましたね。
そう言う世界だった・・ってことです。
それで数年間、YAMAHAギターもケースに入ったままの状態が多かったですね。
たまに取り出して弾いてみようとしても音が情けない。弾けないんです。
それでまたケースへ戻すだけ。
弦も張ったまま取り替えようともしない。
ギターにかわいそうなことをしていた時代でした。
このまま終わってしまうのかな~~と半ば思っていたのですが転機はやって来ました。

                    (・・・つづく)

マイ ギター  ③

2008年05月07日 05時24分11秒 | マイギター
今日はWIサルビア練習日ですが練習会場の四日市市文化会館がGW明けの休館日。だからお休みです。連載物を続けましょう。(*^_^*)

河野ギターはその前の松岡ギターよりも更によく弾いていました。
その頃は仕事に就いていたので学業とアルバイト色がなくなり家で弾く時間が増えていました。
振り返ってみるとテレビ見て家族と寛いでいる時間が思い出せない。
人前で弾くのはあまり好きじゃなかったけど自分では一番楽しんでいた時代。
それまで名古屋で弾いていましたが地元の四日市でも始めていました。
河野ギターは私の青春時代にずっとそばにいてくれました。

そのお気に入り河野ギターをなぜ買い換えることになったのか・・?ですよね。
ご縁としか言い様がないですね。(笑)

次のギターとの出会いはYAMAHAで手工ギター販売促進していた友人から始まっています。
高校時代にはじめてクラシックギターの素晴らしさを生で教えてくれた先輩がYAMAHAに入っていました。
とここまで書くと名古屋近隣にお住まいの方ならあの方?と分るような人。
3年前に名古屋・大曽根でギター専門店ミューズ音楽館を開業されたY氏です。
熱心にYAMAHAの手工ギターを話されていました。
当時ギター愛好家憧れの輸入ギター・ラミレスを何本も解体し研究を重ねて作られている様子でした。
そしてショールームで弾かせてもらったら・・気に入ってしまった。^^
買ってもいいかな~~ぐらいの軽い気持ちでした。
河野ギターに特に難を感じての買い替えではなくYAMAHA手工ギターいいじゃないのって感じで。。
既に就職していたので買える余裕もありました。
と言う具合で我が手元にやって来たYAMAHAギターなので(楽器は気に入っていましたが)やって来た感動が松岡ギター河野ギターとは全然違っていました。
ギター弾くレベルが上がっている訳でもないのに私の手元に2台のギターがあるわけです。
弾くのはやはり若い子が多くなってるので内気になってく河野くん。(笑)
さて河野くんの運命やいかに・・・・

                     (・・・つづく)

マイ ギター  ②

2008年05月06日 05時21分20秒 | マイギター
松岡ギターの次は河野ギター。
これはずっと憧れでした。
その頃にはギターを習っていて独奏と合奏と平行していました。
振り返ってみるとこの時代は学校とアルバイトとギターの三色しかない。^^
ギター友人も多く出来て楽器にとても感心がありましたね。
そのような環境にいたのは幸せだったと思います。
で、またまたコツコツと貯めたお金を全額引き出して楽器を買いに行きました。
予算は30万円。。。
ってこれも私のギター実力では大丈夫??ってランクなんですが楽器だけは良いものに触れていたいと言う思いがありました。
それは幼い頃から琴を弾いていたのですが楽器の質でやる気が全然違うのをよく知っていたからだと思いますね。
河野ギター以外にも何本か弾いてみました。輸入ギターも。
でも高価だから輸入物だから・・って自分が弾いて納得するものとは限りませんね。
予算よりかなり手前の河野ギターが私には一番と思えるギターでした。
松岡ギターは表面版は杉の楽器でしたがこの河野ギターは表面版が松で背面がハカランダ。。
音色が違ってとても新鮮な感じでした。上品なクリア~~。まとまりの良い楽器でした。
河野ギターはお年玉預金ではなく労働で得たお金でかったもの。
ギターを持ち帰った時の感動はやはり鮮明に覚えています。嬉しかったですね。
このギターも良く弾きました。
ギター友人も益々増えていきました。
思い出が沢山出来ました。

                     (・・・つづく)  

マイ ギター  ①

2008年05月05日 06時42分24秒 | マイギター
少し前に私のギター遊び歴が相当なが~いと書いた事ありますが、これまでにどのような楽器を使ってきたのか連載してみますね。(笑)

まず一番最初に触ったのは家にあったギター。
何時頃から家にあったのかは不明。私のうまれる前かも。。(笑)
ネックの背側は蒲鉾みたいに丸みがありました。
これは家族共用だったからマイギターではありませんね。
黒いビニールケース(袋)に入ってた記憶があります。

四日市高校のギター同好会に入って先輩の弾くギター音色に開眼して初めてマイギター購入。
手工の松岡ギターでした。
中のラベルが手書きでとても立派そう。確か4万円でした。
当時の大卒初任給よりも高かったんじゃないかな?どうだろう??
それまでのお年玉貯金を全額下ろして兄に少しカンパしてもらい父に反対を押し切って買ったギターです。(笑)
ギターと言えばプレスリーやビートルズ、ベンチャーズなどのエレキギター全盛の時代で父にしてみたら娘が不良に傾いていく印象だったのでしょう。
今でも初めて家に持ち帰ってきた時の感激をはっきり覚えていますね。
本当に嬉しかったんです。
何でも飽き症だったのがギター&ギターの時代突入でしたね。(笑)。
反対していた父も学校から帰ってはギターを弾いているのを見てすぐ理解してくれました。
数年間この松岡ギターを愛用していました。
ケースは黒いハードケースになりました。

                     (・・・つづく)

使いまわし

2008年05月04日 04時56分26秒 | つぶやき
大阪の老舗料理店が客に出した残り物を勿体無いと使いまわしていたと信じられないニュースがありました。
勿体無い~精神は大切だけど客に出しているのはモラルはないのかって言いたいですね。
何と言っても食べ物ですからね。
ってギターネタからかなり外れてる??
いえね、続いてるんですよ。(*^_^*)
ギター弦の使い廻しです。
弦を外して洗い陰干ししてまた使う・・って時代もあったんですよ。
私はそこまでしたことはないですが、いつも使ってるギターに張っている弦を予備ギターに張り替えていくのは今でもよくしています。
その時には上下反対にしています。
でも、人様にギターに張るのはやはり出来ないわ。(笑)

弦の張替え

2008年05月03日 05時44分08秒 | つぶやき
ギターの弦について話を続けましょう。
クラシックギター弦はいろんなメーカー(プロアルテ・オーガスチン・ハナバッハ・サバレスなど)がありそれぞれに特徴があります。
テンション(張り)の強弱もあります。

自分のギターにどの弦が合うのかは音色やタッチの問題もあるので自分で探し当てるしかありません。
こう言うところに繊細に拘る人がいるのがギターの世界ですね。^^

私の使っているギターは低音弦(④~⑥弦)はテンションの低いものだと私のタッチではビビリ音が出る時があるのでハードテンションのを使っています。
高音弦(①~③弦)だけノーマルを使うこともあります。
私の場合、一般的に使われているオーガスチン赤は不良弦の率が高いので予備買い置き率は低いかな。
プロアルテが早く音が馴染むような気がするのでほぼこれに決めています。

私は3~4ヶ月で張り替えていますが皆さんも年に1~2度は取り替えるようにしましょうね。
プロギタリストは1~2週間で張り替えているんですって。^^
慣れれば早く張替え出来ますよ。
練習も大切ですが音や楽器に感心を持つ事も上達ポイントだと思いますね。

思うんですけどね~~♪

2008年05月02日 05時41分28秒 | つぶやき
この前の練習会は弦を張り替えた直後なのでしょっちゅう調弦していました。
でもやはり新しい弦の音は気持ちがいい。
初心者の人は弦は切れるまで使うものと思っている人が多いですね。
私はこれまで弦が切れたのは10本もないです。
弦を張り替えるのは面倒だし何よりもその後の音が狂いっぱなし。
億劫になりますよね。
この時とばかりに調弦を手早くするのに慣れると良いんですけどね~♪
新しい弦の音との違いを実感すると良いんですけどね~♪
せめて半年に1回は・・と思うんですけどね~♪

4月30日の練習会

2008年05月01日 07時45分58秒 | WIサルビアの練習日記
ゴールデンウィーク中ですが今日は練習日でした。
次週が会場の四日市市文化会館が連休直後の休館日なんです。
2週も続けてお休みにするのはよろしくないと思い5週目ですが決行しました。

一通りの基礎練習のあと、先週とほぼ同じコースで進めて行きました。
私の健忘症(笑)でスキップしてしまった「明日があるさ」も忘れないで。。(笑)
  「別れの予感」・・アルペジオ伴奏
  「ロシアより愛を込めて」・・メロディ
  「シェリト・リンド(3rd)」・・複数アルペジオ組み合わせ
そして、「シェリト・リンド(2nd)」(副旋律)も少しだけ手がけました。
1時間で復習曲が多いとは言えこの内容、皆さん頑張ってます。(*^_^*)
シェリトリンドに出てくるトレモロ奏法も初チャレンジ。
ギシュギシュしてました。最初は誰でもそうですよ。
コロコロコロ~~~となると良いんですけどね~~。^^
爪がないと無理なんですが一応説明&練習しています。
仕事で爪が伸ばせない人もいますしね。その人は単音で弾いていきましょう。

グループレッスンはここまでで、その後は自由練習。
アルバのハバネラを3人がきれいに弾いていました。
「ロマンス」「夜想曲(セレナーデ)」に曲が移っているひともいます。
1~2ヶ月に1度、練習時間内に独奏曲発表タイムを作るのもいいかなと思い中。1回目は5月末にしてみようっと。(^-^)

個人レッスンのメンバーさんも着々と曲をクリアしていました。
スワニー河/オーラリー/幌馬車がやって来た(メロディと伴奏)が8割はOK.
2週間後には満点卒業となるでしょう。(*^_^*)
次回には「シシリアーナ」も弾きましょうね~~と宿題にしておきました。
どうしても「幌馬車・・」を「駅馬車・・」と言ってしまう私。。(泣)
いつも笑われています。^^