甲府に続け！！～四国アイランドリーグ～

野球を続けたい・・！！！
ドラフトで華々しくデビューする選手の影には、この思いを胸にひたすら努力を続ける選手もいます。

11月26日のサンデープロジェクトの特集で四国アイランドリーグが取り上げられました。
日本初の独立リーグを立ち上げた石毛代表。
アメリカの独立リーグに賭ける選手がいる。
『そんな選手を何故日本では受け入れられないのか・・。』
それが原点だったと言います。

今はまだ赤字決算で経営はかなり苦しいようでした。
しかし存続の道は見えてきた、と地元企業は１年後２年後に期待を持っていました。

苦しい運営をどうにかしたいと、石毛代表は甲府へ足をのばします。
ヴァンフォーレ甲府の社長のところです。
チームの存続さえ危うかったこのチームがＪ１昇格→Ｊ１残留決定！！
決算も５年連続黒字と素晴らしい変貌を遂げました。
アイランドリーグの運営のために何か得られるはずと思っての甲府行きでした。

『地域密着』
少しでもサッカーに興味を持って欲しいと、地域のイベント参加や施設への積極的な訪問。
少ない額でもいい、たくさんのスポンサーを社長自らが集めにまわる。
数少ない大口のスポンサーを集めたとして、そのスポンサーが抜けたときのダメージはかなり大きなものになります。
たくさんの小口のスポンサーを集めることでそのダメージが少なくてすむのです。
そしてスポンサー名をいたるところに入れていく！
砂場にも、担架にもその名前は入っていました。
自分がそのチームの一部を担っているんだっ！という気持ちになってくる。
ボランティアもかなりの人数がいて、その日都合のいい人達が集まります。
地元の人々の温かさは大きな力になるんだなぁと実感。

地元の人たちに愛されるサッカーチームとなったヴァンフォーレ甲府。
四国アイランドリーグも地元の人たちにもっと愛されて欲しいな！

今年のドラフトでは制限が解除されました。
そして・・
３名の選手がドラフト指名されました
東京ヤクルトは育成枠で香川オリーブガイナーズの伊藤秀範投手
千葉ロッテは７巡目で高知ファイティングドッグスの角中勝也選手
ジャイアンツは５巡目で香川オリーブガイナーズの深沢和帆投手

伊藤投手は指名された時、涙を抑えることができませんでした。
やっと夢のプロ野球が現実のものとなる！！
本当に良かった。こんな言葉しか見つかりません。
ヤクルトで大活躍することを願っています！！！

東北でも独立リーグの構想があったようですが１年半後に白紙撤回・・。
沖縄でも選手不足の為独立リーグという形にはなっていないとの事でした。
大好きな野球を続ける事のできる場所。
日本ではまだまだ発展途上の段階ですが、この四国アイランドリーグにはすごく期待しています。
石毛代表には大変な苦労が続くと思います。
めげずにこのリーグを守って欲しいです！！
プロに選手を３名も送ることができたと言うことは、今までやってきたことは間違っていない！確実に進歩してるんです！

晴れてプロ野球選手への扉を開いた３人の選手の活躍する姿
楽しみにしたいと思います。



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