日本のテレビCMに欧米のヒット曲を使う例は珍しくないが最近、高額な楽曲の使用料などを節約するため、そっくりさんに歌わせる例が増えている。
これらが増えるのには理由がある。まずオリジナルの使用料などが高額であることだ。
国内外のヒット曲の権利を数多く所有する大手音楽出版社などによると、ビートルズやボブ・ディラン級の大物の楽曲をゴールデンタイムの全国ネットのテレビ番組のCMで使う場合、楽曲を動画に合わせる権利の使用料(シンクロ・フィー)や、原盤・著作権使用料、テレビ局などに支払う放送使用料などで総額約3000万円になることも。
「楽曲にこれだけ払えるのは大手自動車会社くらい」(広告業界関係者)というのが実情だけに、そっくりさんなら安上がりで効果も絶大。
CM総合研究所の関根建男代表によると、そっくりさんバージョンは2000年以降、増えており「人々の心にいったん深く刻まれたヒット曲は潜在的なパワーを持っている。とりわけ70~80年代の懐かしの名曲のインパクトは極めて高く、そっくりさんバージョンは今後も確実に増える」と分析する。
欧米の商品をうまくコピーして経済大国にのし上がった側面を持ち、そっくりさんやものまね芸人が人気を集める“ものまね大国ニッポン”らしい発想だが、「オリジナルの凄さがあってのそっくりさん。制作側に悪意はないし、オリジナルに敬意を払っている。CMのおかげでオリジナルのCDが急に売れたとの話も聞きますよ」(関根代表)。
しかしきまじめな洋楽ファンの中には「てっきり本人だと思っていたのに…。音楽版産地偽装かも…」と批判的な声も。
権利ビジネスの怖さを知る日本の音楽出版社などは「訴訟大国で知られる欧米のレコード会社や音楽出版社がこんな“抜け道”をいつまでも黙って見過ごすはずがない。そのうち訴えられて、巨額の賠償金を支払わされるケースが出てくる」と警鐘を鳴らしている。11/3 産経新聞より抜粋
この記事を読んでかなりの衝撃っ!!!!!
まず、キャメロン・ディアスが登場した今夏のソフトバンクの携帯電話のテレビCM。
バックで流れていたオリビア・ニュートンジョンの「ザナドゥ」
サントリーのチューハイ「アワーズ」のCMに使われたバグルスの「ラジオ・スターの悲劇」
日産「エルグランド」のCM、「ゴールドフィンガー」(オリジナルはシャーリー・バッシー)
森永製菓の「ウイダーinゼリー」で使われたナックの「マイ・シャローナ」
これらがすべてそっくりさんバージョンとは・・・
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海外にもそっくりさんっているんだ!!
日本ではいろんなそっくりさんがいて、ビジネスとして成り立ってますけどね。
「本人の声じゃないから大丈夫」ではなくて「その曲自体の著作権侵害」なんかにあたらないのかなぁなんて思ってしまいました。
でもホントにそっくりなんですよ
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ちょっと聞き比べて見て下さい。
キャメロンのソフトバンクCM 『ザナドゥ』オリビア・ニュートンジョンそっくりさん篇
『ザナドゥ』 オリビア・ニュートンジョン本人篇
そっくりさんっぷりに脱帽ですっ!!!!!
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