想いの袋を 背におって
歩く道は 遠く
若者の嬌声が聞こえてくると
腹立たしきものなり
聞く身にすれば
若者の域を卒業して
すでに 久しく
如何様にすれども
心浮き立つことなく
わびしさの勝る 日々なれば
空気の色の違う集いを
眺むれば
足元から薄ら寒さを感じ
同じ想いを生きる雰囲気を
漂わせる人ならば
抗うことなく寄り添えるものを
同じ想いに たゆとう人を追って
日々を 無駄にすごすことの
哀しさ
こんな 年の瀬は 空しかろうと
背の山から 名も知らぬ鳥が訪れ
ひと時の 慰めを詠わんとす
されど 彼は歌を知らず
朽ち葉の落ち尽くした枝に
おきみあげの糞を 残して去る
今日の日は 斯様に
はしたなきことのみにて 暮れる。
歩く道は 遠く
若者の嬌声が聞こえてくると
腹立たしきものなり
聞く身にすれば
若者の域を卒業して
すでに 久しく
如何様にすれども
心浮き立つことなく
わびしさの勝る 日々なれば
空気の色の違う集いを
眺むれば
足元から薄ら寒さを感じ
同じ想いを生きる雰囲気を
漂わせる人ならば
抗うことなく寄り添えるものを
同じ想いに たゆとう人を追って
日々を 無駄にすごすことの
哀しさ
こんな 年の瀬は 空しかろうと
背の山から 名も知らぬ鳥が訪れ
ひと時の 慰めを詠わんとす
されど 彼は歌を知らず
朽ち葉の落ち尽くした枝に
おきみあげの糞を 残して去る
今日の日は 斯様に
はしたなきことのみにて 暮れる。
ボケ
花言葉 平凡、早熟、先駆者