おもむくままに・・・!

ゆったりと、流れのままに、拾いもしない、捨てもしない・・・。 おもむくままに・・・そして私がいる。

はしたなき・・

2018-11-17 16:11:56 | Weblog







想いの袋を 背におって

歩く道は 遠く

若者の嬌声が聞こえてくると

腹立たしきものなり




聞く身にすれば

若者の域を卒業して

すでに 久しく




如何様にすれども

心浮き立つことなく

わびしさの勝る 日々なれば




空気の色の違う集いを

眺むれば 

足元から薄ら寒さを感じ




同じ想いを生きる雰囲気を

漂わせる人ならば

抗うことなく寄り添えるものを




同じ想いに たゆとう人を追って

日々を 無駄にすごすことの

哀しさ




こんな 年の瀬は 空しかろうと

背の山から 名も知らぬ鳥が訪れ

ひと時の 慰めを詠わんとす




されど 彼は歌を知らず

朽ち葉の落ち尽くした枝に

おきみあげの糞を 残して去る




今日の日は 斯様に

はしたなきことのみにて 暮れる。



ボケ
花言葉 平凡、早熟、先駆者
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