まるで
柱時計が 時を刻むような
正確な 鼓動に 耳を傾けながら
明日を語るとき
裏切ることのない 約束が
心の宝箱に 収まり
タイムカプセルさながらに
次の時代の 到来を待つようだ
人の心の 移ろいやすさは
だれもが 知っているから
その部分には触れないでおこう
決して
移ろうことは
罪ではないのだから
目を背けないで 見つめていよう
山川や 海や島を
花や 木や 愛する動物たちを
語るときの目は かがやき
大きな 自然の営みの恩恵を
まさに 感じる瞬間であることを
覚えておこう
同じように
巡り合ったことへの
感謝を
語り合うときのために