お友達のバレエの発表会を観に行ったチビっ子たちから
「先生!発表会やりたい!やりたい!」
と言われ続け、チビっ子たちへのクリスマスプレゼントのつもりで覚悟を決めて、とうとうチビっ子たちだけでスタジオパフォーマンスをするコトになりました。最年長者8歳です。。。
ある日、プログラムの顔写真を撮影しました。
近頃のチビっ子は、お写真やビデオを撮られ慣れているせいか、お顔を作るのが上手な子が多いです。
この角度でニコッ!みたいなベストポジションのようなモノを既に自分の中に持っているのです。
私は今でもお写真は余り好きではなく、そんな雰囲気になると用事を思い出したり、お手洗いへ行ったり、魂が抜かれちゃうわ、とソワソワするので、チビっ子たちには感心してしまいました。
だからだったのね!
と思いあたるコトが。。。
いちばん小さい3人のチビっ子のシーンで、最後のポーズを揃えるのが難しかったのです。
脚や、腕、カラダの向きを揃えるコトは出来るのですが、ビミョーなお顔の傾きが揃わなかったのです。
みんな自分の中のかわいい角度を崩したくなかったのね、と納得しました。
肩をすくめてウフッ。みたいな感じのチビっ子もいたり…。バレエではないけれど、それぞれかわいかったのと、許される年齢の3人組みなので、自分ポーズでヨシとしました。
本番前にカメラマンさんにスタジオへいらして頂き、どこからビデオを撮ると全体が映るかを下見して頂き2台のカメラで試してみました。(舞台ではなくスタジオなので、キレイに撮るのはとても難しいのです。)
カメラ大好きなチビっ子たちはテンションアップアップ。わざわざお衣装に着替えるチビっ子もいました。チェックするだけなのに…。
リハーサルが終了し、ビデオをチェックしてみると、
ぷぷっ。
特に撮られるのが大好きなチビっ子が、カメラ目線で踊っていたのです。
キラキラお目めでずっとコッチ見てる…。
プロモーションビデオのようで、驚きつつも笑ってしまいました。
カメラの位置をチェックして、カメラを見続けて踊ってしまう、余裕のあるチビっ子でした。
あなたたちのためにスケジュールを調整して、あなたたちを観にいらして下さるお客様に向かって踊るように、しっかりと説明しました。
近頃のチビっ子には驚かされるコトがたくさんです。