NHKが18日、人気長寿教育番組「おかあさんといっしょ」の体操のお兄さん・小林よしひさ(よしお兄さん)と、パント!のお姉さん・上原りさ(りさお姉さん)が3月末で番組を卒業すると発表した。よしお兄さんは14年間と、うたのお兄さん、お姉さんと共通しても最長の出演期間だった。NHK放送センターで行われた発表会見では、「やり切れたという気持ち」と思いを語った。
現在出演しているうたのお兄さん・花田ゆういちろう、お姉さん・小野あつこ、パント!のりさお姉さんの中でも当然、最古参になる。NHKの番組担当者からも「よしお兄さんがスタジオにいるだけでぎゅっとしまってきたり、安心感を与えてくれたというのがすごくこちらとしてはありがたかったです」と感謝された。
その14年間の中で一番大変だったこととして挙げたのは「本当に健康の維持が大変だったなと。代えのきかない職業であり、毎日のように子供の前に立つであったり、リハーサルがあったので」ということだった。そうはいっても、14年間、まったく病気にかからないというのも現実的ではないが、長い休みに入るとかぜをひいていたと笑った。
りさお姉さんも「よしお兄さんがおっしゃっていたように健康の維持は本当に大変だったんですけど、それと同時に声がでなくなることがありまして。今の季節だと花粉だとか、そういうもので声がでなくなることがあったんですね。出ない中でいつものポジションまで出す努力をするのが大変でした」と語った。
2人は芸能活動を続ける。よしお兄さんは幼児向けの体操を中心に、りさお姉さんは音楽などの活動を続け、舞台を中心に仕事の幅を広げていくことを希望している。2人は3月29日の放送回で子供たちや視聴者に向けた挨拶を行う。コンサートの模様を放送する3月30日回にも登場するが、特別な挨拶は行わない予定。
新たな体操のお兄さんには福尾誠が、また身体表現のお姉さんは初代の体操のお姉さんとなり、秋元杏月が4月1日から出演する。※引用しました!