科学技術の恩恵は、日々の生活の中に浸透している。その一方、科学技術の巨大化・総合化・複雑化が進み、その発達を個別の技術開発や技術改善によって推進することは難しい状況になりつつある。
このような状況の中で、科学技術を管理し、継続的に運用していくためには、全般を見渡した俯瞰的な把握・分析に基づく技術の改善、安全性の確保、外部環境負荷の低減などが必要があり、そのための管理技術が強く求められる。このような管理活動は、それぞれの要求事項を個別に管理するだけで実現することは困難で、総合的判断により全体を「監理」していくことが必要である。
総合技術監理の範囲は、主として経済性管理、人的資源管理、情報管理、安全管理、社会環境管理であり、それに加えて社会規範や国際的ルールを包括した倫理観や国際的視点なども含まれる。なおこの際「監理」という文字を使用するのは、総合技術監理が上述の各管理やその他の内容を総合して監督する概念であることを明確にするためである。
総合技術監理の範囲を構成する5つの管理技術はそれぞれ固有の方向性を有する。従ってこれらを独立に実施すれば、互いに相矛盾する選択肢が提示される。故に、これらの統一的な結論の提示、もしくは矛盾の解決・調整を行うための管理技術が必要となる。各管理状況を総合的に把握し、不確定な条件化で合理的な選択ができるよう、管理会計やリスクマネジメントなど様々なアプローチが提案されている。
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(今日のお弁当)
肉じゃが
なすの田楽
青菜の辛し和え
浅漬け
(以上、ワーカーズコレクティブ樹)
(今日の夕食)
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