鹿島立ち

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懸案の二大イベントをようやく終えて、いよいよセブへ鹿島立ち（発ち）。

成田に着いてヤレヤレと思う。旅は出発するまでが半分。成田に着けば旅は半分済んだようなものだ。

一昨日の大イベント（分割協議）と昨日の大イベント（講演）、そして徹夜騒ぎでのセブ講義準備などなどが夢のように、延々と３時間余り、出発ロビーで時間調整。

搭乗して更に４時間半、何もすることがない。会議に慣れるために少々英語の文献を読む。こんなに集中して、充実した読書時間を過ごしたのは何年ぶりであろうか。

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ASEAN技術者会議

フィリピンのセブ島で行われるASEAN技術者会議（CAFEO25)に参加する。（第20回からほぼ連続参加している）

今回のテーマは「温暖化対策」。一昨日までのASEAN首脳会議と「シンガポール宣言」の続きで、来月のCOP13(バリ島)と来年の洞爺湖サミットも視野に入れている。

春に発表した「CO2地中貯留技術」が注目され、講演を依頼された。

いささか躊躇したが、相談した主任教授は「コーリング（召命）だよ」と一言。ならば成否を問わず、及ばずながらもベストを尽くすのみ。

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平和講座

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  早大平和講座演習（後期のみ）第８回目。

今日は講義なしで、学生同士、過去数回の講義の振返り討論を行う。

短時間で、意外と充実した討論が出来たことに、参加した学生自身が驚いている。

アジアの各国で盛んに行われている「子ども会議」の習慣が、わが国の（受験向き、偏差値重視の）義務教育では全く欠落していることに改めて気付かされる。

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ASEAN首脳会議

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今日20日、シンガポールでASEAN首脳会議が開かれた。

ASEAN憲章が承認され、署名された。わが大アジア構想に沿っている。

これで、2015年のASEAN共同体創設に向けての法的枠組みが完成する。

ミャンマー制裁が唯一のしこりである。結局は内政不干渉方針が貫かれることだろう。

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待晨集会

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これは奇跡である。

語る者は無学の只人（ただびと）。語られるものは永遠の真実(ピスティス)。

聖イグナチオに比肩すべき施設もなく組織・制度も無い。

しかし、彼れは死者を偲ぶところ、此れは生者を励ますところ。現に生きて語り続けている。まさに、奇跡である。

「人々はペテロとヨハネとの大胆な話しぶりを見、また同時に、ふたりが無学な、ただの人たちであることを知って、不思議に思った」（使徒行伝4:13）

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