今日の風に吹かれましょう

昨夜の日本人二人の大快挙に
深夜ながら思わずカミさんと声を上げてしまった
2台目ですこんばんわ
これがどのくらい凄いのかっていうと
'94年の鈴鹿日本GPにおけるノリックの活躍くらいかな？
(異論は有るかもしれないが無視)
今年はホントに凄い年になるかもしれません。


ワシが専門学校に通ってた頃って言うのは、
正にバブル絶頂期。
金持ってる奴がホント多かった。
岡山から新幹線で通学して、
「一人暮らしするより借りるより安いでしょ?」
だもんな。
ワシはとにかく自分でアニメーション作りたくて、
と言うか高校卒業してすぐ働きたくなかったんだけど、
大学行く為に受験勉強したくなかった、ってのが本音。
大阪の某デザイン系専門学校で管を巻いていたわけだが、
いざ就職するに当って、じゃぁアニメーション業界に行くかっていうとそうじゃない。
やっぱりこの業界って大変ってのが目に見えていたのと、
ゲーム業界がそれこそ絶頂期だったので、
ワシを含めて皆そっちへ就職した訳。
ワシも一応大手を受けるもあっけなく玉砕。
まぁ就職活動自体まともにやってなかったので当然と言えば当然なのだが。
結局神戸に本社を置く某大手の下請けを行ってる弱電関係の会社に拾われ、
クソゲーのキャラ描いたりしてたのだけれども、
そのクソゲーが完成した途端、スタッフ揃って待遇の悪さから退職、
当然ワシ一人じゃゲームなんて作れる筈も無く、ゲーム開発部は解散、
ワシは弱電の勉強をしなきゃいけない羽目に。

そんな時乗ってたのが、貰い物のZ750LTD


まぁ楽なバイクだった。
ソコソコ走るし結構曲がる。
ツーリングでも全然疲れない。
そりゃカッコイイか悪いかと聞かれたら、カッコ悪いと答える人が多いかもしれないけど、
乗れば都。
良いバイクでしたよ。
毎週末になったら夜な夜なR43を飛ばし、
神戸の埠頭で駄弁ってましたな。
おかげで地元の交番巡査から、
「君等のおかげでこの辺の治安が良くなったよ。」
と感謝されてしまった。
そりゃそうだろう、
夏でも革ジャンな連中が一晩中屯してりゃぁ誰も寄り付かなくなるって。



そんな'91年の秋、ワシはある決心をして、
今は無き服部モーター商会の門を叩いたのであった。