のり巻き のりのり

飾り巻き寿司や料理、己書、読書など日々のあれこれを書いています



もろこ寿司

2016年10月11日 | うちご飯外ご飯
水郷地帯にある隣の市。かつては町中を水路が縦横に走っていたそうです。
川魚を日常的に食べる文化がはぐくまれ、ハレの日のごちそうとしての「もろこ寿司」は今も受け継がれています。

もろこの佃煮は100g800円もする高級品になってしまいました。
5cmほどの小魚ですが、佃煮は甘辛さとほろ苦さのバランスが絶妙です。

箱寿司にして、中に地元産のレンコンを入れて作りました。









数年前からは学校給食にも登場し、次世代へと受け継がれる郷土料理になっています。

もろこを買った産直広場で紫色のシシトウが売っていました。
小ナスかなと思ったら、シシトウで、火を入れると緑になるよ、と生産者のおばさんが教えてくれました。





あら、紫がきれいな緑になっちゃった! 理科の実験のようなおもしろ野菜に出会いました。