ロバートキャンベル氏
東京大学教授のロバートキャンベル氏の講演が、このところ当地方でしばしば行われています。
招待券をいただいたので市主催の講演会を聞きに行きました。
テレビ・ラジオにも出演し、エッセイも書き、多忙で日本人より日本人らしいアメリカ人です。
近世文学、特に江戸時代末期から明治の文学研究の第一人者であり、文学から見た日本人感について語る講演会でした。
ノーベル賞の話から入り、ボブディランの訳詞解説、東京オリンピックの話など身近な話から専門の文学者へと話が広がります。
中江兆民、正岡子規を例に挙げ、限りある時間(両人とも余命何日の病だった)に濃密な仕事をする精神性の高さについての語りでした。
日本人は、期限、締め切り、納期など区切りがあるとものすごい力を発揮する国民だという。たとえ死であっても。
そんな特性をポジティブにとらえていきたいと感じることができました。
日本人でもレベルの高い話なのに、難解な日本語を使って流ちょうに語るアメリカ人に脱帽です。
大学生の時に源氏物語に出会い、日本語を学んだそうです。
ドナルドキーン氏やロバートキャンベル氏のように、生涯をかけて日本研究をする外国人がいることを誇りに思います。
日本人こそ、もっと自分の国をしっかりと知ることが必要でしょう。
東京大学教授のロバートキャンベル氏の講演が、このところ当地方でしばしば行われています。
招待券をいただいたので市主催の講演会を聞きに行きました。
テレビ・ラジオにも出演し、エッセイも書き、多忙で日本人より日本人らしいアメリカ人です。
近世文学、特に江戸時代末期から明治の文学研究の第一人者であり、文学から見た日本人感について語る講演会でした。
ノーベル賞の話から入り、ボブディランの訳詞解説、東京オリンピックの話など身近な話から専門の文学者へと話が広がります。
中江兆民、正岡子規を例に挙げ、限りある時間(両人とも余命何日の病だった)に濃密な仕事をする精神性の高さについての語りでした。
日本人は、期限、締め切り、納期など区切りがあるとものすごい力を発揮する国民だという。たとえ死であっても。
そんな特性をポジティブにとらえていきたいと感じることができました。
日本人でもレベルの高い話なのに、難解な日本語を使って流ちょうに語るアメリカ人に脱帽です。
大学生の時に源氏物語に出会い、日本語を学んだそうです。
ドナルドキーン氏やロバートキャンベル氏のように、生涯をかけて日本研究をする外国人がいることを誇りに思います。
日本人こそ、もっと自分の国をしっかりと知ることが必要でしょう。