「アプリ開発の縮小によるコストカット」これが全てでしょう。
「えっ?アップデートしてるよ」と思われる人も多いと思いますが、多分あれはアプリというより「ブラウザ」。そのブラウザの大量のバグを直しているだけです。(直るのかな??)
WEB作成をした事がある人ならわかると思いますが、ブラウザによってHTMLの解釈が異なりレイアウトが変わったりします。なのでMac・Windows・iPadOS・Androidなどで共通の表示ができるブラウザアプリを作った(作っている)のでしょう。
そうする事によって、今後の開発はWEBだけにできるので大幅なコストカットが期待できます。ブラウザアプリはOSのアップデート時だけ行えば良くなりますからね。
しかし、WEB一本にする事で問題が生じるのが「URLスキームに対応できない」という事です。正確には「起動する」というURLスキームには対応できますが、それ以外のアクションには対応できません。
なのでRULスキームを利用してEvernoteへ色々な形で投稿できるDraftsなどは既に「Evernoteの起動」しか出来なくなっています。
ま、でもこれはまだ許せます。Evernoteに投稿するだけのアプリは複数存在するので「Tevyは顧客対応記録ノートブック用」「FastMemoはMEMOノートブック用」とか複数のアプリを使い分ければなんとかカバーする事が可能だからです。
許せないのが「クラッシックノートリンク」という特定のノートを瞬時に開ける機能の復活が絶望的だという事。これがないと毎回毎回WEBに飛ばされノートが開くまで相当な時間がかかる事になります。こうなってしまうとEvernote本来の「全てをEvernoteに放り込み必要な時にすぐ取り出す」という「第二の脳」としては機能しません。
iPhoneとEvernoteの登場によって理想のPDAが実現できていたのに...Evernoteの使い方だって10年以上かけて完成形に近づいていたのに...