いつも聴いている「武田砂鉄のプレ金ナイト」で
砂鉄さんが佐々涼子さんの訃報について語っていました。
一昨年、悪性の脳腫瘍が見つかり、闘病しながら日記など執筆活動を続けられていたが、
先月の始めにで57歳でお亡くなりになったんですね。
3年前『エンド・オブ・ライフ』の出版に際して、同番組にゲスト出演されていたので、
改めてYouTubeで聴いてみました。
とても明るい方でした。
早速、図書館で借りてきた。
終末期の在宅介護に携わる医師や看護師を取材し
淡々と綴るそのエピソードの中で終末期の患者や家族の在り方を考えさせてくれる内容でした。
まさか、その後、著者の佐々さんご自身がご病気で亡くなられるなんて・・
予後を宣告されてもそれを受け入れるまでには、気持ちは行ったり来たり、揺れ動く。
その人でないと絶対に解らない気持ちだ。
終末期のすごし方に正解はない。いくつもの選択肢があって、その人らしさが表れる。
出来るなら希望は捨てずに、最終段階に入ってそれを受容する時まで腹をくくって好きなように生きればいい。
森山さんが「人は生きてきたようにか死ぬことができない」と言う。
こういう医療チームにたどり着ければ幸せだけど、
私はどうであろうか、、病院で一人寂しく時を待つのかな、、
こんなのもあったので聴いてみる
『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』とか
『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場』など、
ノンフィクションライターとして
生と死をテーマにした作品を数々遺していらっしゃいます。
ほかの作品も読んでみたいと思います。