8050問題、その年代の現状の話ではなかった。
その手前、5020の段階。
話は中学でいじめに遭い不登校になってから7年、
21歳になった引きこもりの息子と歯科医の父親、専業主婦の母親の家族。
気の強い長女は一流大学から一流企業に就職し自立している。
そんな中、近所で8050事件が発覚し、
親は自分たちの将来を現実のものとして目の当たりにする。
息子がちょっとしたことで暴れるようになり、父親も覚悟を決める。
息子にイジメの加害者たちへの復讐心があることを聞きだした父親は
裁判で真実を明らかにしようと奮起する、、という内容だが、
重いテーマの割りに展開が軽くて
読んでいて気が抜けそうになった。
林真理子さんの作品てこんな感じなの?
図書館予約で、やっと順番がきて勇んで読んだけど
・・という感じだった。