今日は、松本清張の「半生の記」というのを聴いた。
生い立ちから、父母のこと、兵役のこと、
いい加減な父親のせいで生活はいつも困窮していた。
極貧で進学も出来ず、その為に思う仕事にも付けずに
社会から相手にもされないと卑下しては、将来への希望もなく
暗い青年時代を送る。
松本清張といえば、社会派推理小説の巨匠ですが、
40過ぎまで貧困と戦っていたとは知らなかった。
作家になるまでは最後の「あとがき」で少しだけ語られているが、
彼の半生と言えば、それまでが殆どだったのだろう。
これを聴きながら、編んだり解いたりして一日過ぎた。
ミックスカラーの糸で編むと模様が分かり難い・・