資本主義社会は、自由競争の世界であり、
「富める者」を認める社会です。
一見、不公平に見えますが、
その代わり、その「富める者」が、
社会をダイナミックに進歩させます。
もしマイクロソフトやアップルを
「富める者」として、認めなければ、
パソコンもこの世にはないかもしれません。
またトヨタをやホンダを「富める者」として排除すれば、
高度なクルマ社会は生まれないでしょう。
五輪貴族は、オリンピックを誘致し、
いろいろな準備をしますが、
彼らの苦労に対しては、きちんと、
感謝すべきところは感謝すべきです。
彼らを批判する人は、
「じゃあ、あなたが代わりにやって」
と言われたら、海千山千の国際社会の中で、
「はい、やります」と言える自信があるのでしょうか?
皆、面倒なことはいやがります。
面倒なことを引き受けた五輪貴族の皆さんには、
リオ五輪の飛行機の中で、
ワインで乾杯しても、いいんじゃないでしょうか?
「私、代わりにやります!」
「ワテなら、もっとうまくやれまっせ!」
「ワシなら、どえりゃ~、上手にやれるがね!」
と言える人だけが五輪貴族を批判してください。
「