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古今東西のアートのお話をしよう

燕子花図屏風 根津美術館


 皆さまのブログを拝見して、 
晴天のうちに庭園の燕子花と
屏風を
見比べようと青山へ


やっぱり燕子花は朝観るのがいいんでしょうね
昼過ぎだと、花もお疲れでちょっとぐったり…

一番花は終わりに近づいている


それでも群生する燕子花はみごとですね


GW平日の晴天、外国人観光客と着物姿の御婦人のグループが楽しそうに鑑賞している姿が目立ちました
事前に、時間指定でのチケット購入をお勧めします


国宝 燕子花図屏風 尾形光琳 江戸時代18世紀

こちらの燕子花は、初夏のおとずれを、群青の花と緑青の葉のつくる音符と和声で、金地の空間に奏でる

白楽天図屏風 尾形光琳 18世紀

両帝図屏風 狩野探幽 江戸時代寛文元年(1661)


四季草花図屏風 喜多川相説 江戸時代17世紀

喜多川相説とは、宗達の工房「俵屋」の三代目だそうです
「伊年」印の草花図に比べ、写実性が高まり、構図もスッキリしているように感じた… 抱一に近いのでは


伊勢参宮道中図屏風 江戸時代18世紀

この屏風は初めて見ます、細部をじっくり、じっくり見ないと面白みがないです
大津絵貼交屏風 江戸時代18世紀

楽しい大津絵の貼り絵

根津美術館の展示は、企画展はもちろん、二階の展示室が見事です
今回も、「展示室6」の初夏の茶の湯が愉しかったです

(ネット画像借用)

立夏(5月6日)を過ぎると、炉をとじ風炉に代わる
初夏の爽やかなしつらえに


画像はありませんが、中村芳中の「燕子花図」、樂宗入の「赤樂百合形向付」、東南アジア製の見立「独楽香合」、「砂張釣船花入 銘 艜(ひらた)」、中国明代の「青磁鉄鉢水指」、野々村仁清のモノトーンの茶碗「銹絵染付筋文茶碗」など逸品ぞろい


艜船(ひらたふね) ネット画像借用


『艜船(ひらたぶね)は、浅い舟形の砂張の釣花入で・・・

白みがかった金色の肌で、南洋産の食器を転用したものといわれています。艜船は、杉箱蓋表貼札に「艜 紹鴎所持」と墨書されています。

艜船の伝来は、武野紹鴎・角倉宗忠・徳川義直・尾張徳川家・鴻池道億・現在は根津美術館所蔵となっています。』ネット記事引用

東南アジア製の食器を転用して花入にしたもので、武野紹鴎伝来



この時期の名物イベント
「燕子花図屏風」の展示

庭園の花と楽しめました、
喫茶とかもよさそう

二階の“初夏の茶の湯”もいいね

★★★★★

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