東京都美術館に足を運びました
田中一村展に人影なし!?
長蛇の列は「大地に耳をすます 気配と手ざわり」です??
本日“都民の日”で入場無料との由
母親と子供連れが多いのは、無料だけが理由ではなく、絵本作家のミロコマチコの絵画とインスタレーションが展示されているためだろう
【参考】
◯見どころ
- 自然とともに生きるよろこび
都市を出て、豊かな自然と風土に身をおいたつくり手をご紹介します。 川村喜一が移住者としての新鮮なまなざしで撮影した知床の日常や、榎本裕一が魅了された極寒の根室の景色をモティーフとした作品が、東京の展覧会場に自然の息吹を伝えます。 - 空間にあわせた新作
ミロコマチコは、東京都美術館の個性的な広い空間に合わせて、生命のうごめく奄美大島をイメージしたインスタレーションを制作。ふるさかはるかは、取材地の漆を使った15枚組みの大きな木版画に取り組み、青森の木立のような展示空間をつくります。 - 5人の現代作家による多彩な作品写真、木版画、油彩画、水彩画、インスタレーションなど5人の現代作家による多彩な作品を展示。倉科光子による東日本大震災の津波と復興がもたらす植生の変化を捉えつづける作品をはじめ、さまざまな角度から人と自然の関係を見つめ直します。∶展覧会HPより
川村喜一(1990〜)
東京生まれ、東京藝大大学院終了後、妻と知床半島に移住。知床の動物の写真、インスタレーションを製作する。
ふるさかはるか(1976〜)
大阪府出身。武蔵野美術大学油画科卒業。木版画を独学。漆木を版木に、漆の樹液で刷った木版画を製作。
ライブペインティング作品
奄美の自然をイメージするインスタレーション
倉科光子(1961〜)
青森県出身。手描き友禅の工房を辞め、東京農業大学で保全生態学を学ぶ。2013年から、東日本大震災の被災地を訪ね植物画を製作。
被災地に咲く草花、美しい水彩画
榎本裕一(1974〜)
東京生まれ。東京造形大学卒業。北海道根室市と新潟県糸魚川市にアトリエをかまえて活動。雨や雪、氷など自然現象を写真、油彩などの手段でミニマル・アート化する。