70歳を超えた桃子さんが主人公。
東北弁で綴られる桃子さんの心の呟きが重くも温かい。
人は皆過去を引き摺って生きているのですし、行きつく先もまた皆同じわけでして、人それぞれですが、皆いつか通る道と感じつつ読みました。
人間の意志と関係なく、今や人生100年と心得て、どれだけ変わらぬ元気さを保てるかが問題だと憂える70代前後の心情をよく描かれていると感じました。
過去を振り返りつつ、先を思いやりつつ、今を生きる、そういう事だと思います。
東北弁で綴られる桃子さんの心の呟きが重くも温かい。
人は皆過去を引き摺って生きているのですし、行きつく先もまた皆同じわけでして、人それぞれですが、皆いつか通る道と感じつつ読みました。
人間の意志と関係なく、今や人生100年と心得て、どれだけ変わらぬ元気さを保てるかが問題だと憂える70代前後の心情をよく描かれていると感じました。
過去を振り返りつつ、先を思いやりつつ、今を生きる、そういう事だと思います。
おらおらでひとりいぐも 第158回芥川賞受賞 | |
若竹千佐子 | |
河出書房新社 |
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