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なんともミステリアスなお話の本です。
図書館で借入予約していたのを忘れていた頃連絡がきました^^;
本屋大賞『夜は短し歩けよ乙女』を2位受賞(2006)してて、この本も読んだのですが、一冊にいくつか書かれたものは期限切れで読めなかったものですからそのまま返却していました。何が言いたいのか分らず、したがって記録も残さず。
その時この『夜行』も予約していたのですが、人気がある作家さんのようで、待たされました。
不思議なお話で、読み始めは苦手だなと思ったのですが、最後まで読み切りました^^;
今私達の生活は夜から朝が来て明るい日中があり、夕暮れとなりまた夜になります。
その当たり前のサイクルが、宇宙ではどこまでも深い暗闇だったりするわけで、そんな宇宙観を描きたかったのでしょうかね?
「地球は青かった」というより宇宙の暗さ、闇、空虚さに衝撃を受けたらしい宇宙飛行士の見たものは地球上の人間には分からないですけど、「世界はつねに夜なのよ」というフレーズが印象深かったです。
確かに宇宙は真っ暗かもしれないけれどその中に明るい曙光がある。
暗闇から出る朝の光には救いがありますね。
山で何度も観た朝の輝きを思い出します。
2016年発行
森見登美彦(1979年生まれ)
図書館で借入予約していたのを忘れていた頃連絡がきました^^;
本屋大賞『夜は短し歩けよ乙女』を2位受賞(2006)してて、この本も読んだのですが、一冊にいくつか書かれたものは期限切れで読めなかったものですからそのまま返却していました。何が言いたいのか分らず、したがって記録も残さず。
その時この『夜行』も予約していたのですが、人気がある作家さんのようで、待たされました。
不思議なお話で、読み始めは苦手だなと思ったのですが、最後まで読み切りました^^;
今私達の生活は夜から朝が来て明るい日中があり、夕暮れとなりまた夜になります。
その当たり前のサイクルが、宇宙ではどこまでも深い暗闇だったりするわけで、そんな宇宙観を描きたかったのでしょうかね?
「地球は青かった」というより宇宙の暗さ、闇、空虚さに衝撃を受けたらしい宇宙飛行士の見たものは地球上の人間には分からないですけど、「世界はつねに夜なのよ」というフレーズが印象深かったです。
確かに宇宙は真っ暗かもしれないけれどその中に明るい曙光がある。
暗闇から出る朝の光には救いがありますね。
山で何度も観た朝の輝きを思い出します。
2016年発行
森見登美彦(1979年生まれ)
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