気楽に山歩き

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東北紅葉巡りの旅へ10/23~11/1:十日目その2 2022.11/1(火)

2022年11月14日 | 

↑ 写真:二本松城址より

バックは雲に隠れた安達太良山

 

この日は宮城県で秋保大滝と瑞鳳殿を見学の後、

東北道を南下し福島の二本松市へ。

 

機会があれば見たいと思っていた菊人形を

今回は良いタイミングで見ることが

できました。

そしてそのまま二本松城址へも登り、

360℃の展望と紅葉も楽しめました。

 

まずは菊人形から

 

賞のついた力作がずらり並んでいます。

器用だった祖父も菊が大好きで、

こんな風に作っていたのを思い出します。

この根気が私にどうして遺伝しなかったものか^^;

 

菊人形はかぐや姫のストーリーで

つながっていました。

 

1.

 

2.

トシちゃんも仲間入り?

 

3.

 

4.

 

5.

 

昇天もいろいろですが、私もいずれ(^^ゞ

 

それから今年放送中の大河ドラマ、

「鎌倉殿の13人」に出ている頼朝に仕えていた

信頼厚い1人の安達盛長が二本松にゆかりがあるそうで、

菊人形になってました。

このころはまだ二本松城はできていなかったですね。

 

 

 

更に大きな力作がずらり

これはどうなっているのか?

何本も植えてあるのかと思いながら

裏を見てみると、

なんと1本の幹に沢山の挿し木が

してあったのでした。

こんな技があったとは驚きです。

 

ただただ、感嘆するばかりでした。

 

周囲の紅葉もきれいでした。

 

そしてそのまま二本松城址へ

登って行きました。

(二本松城=別名霞ヶ城、白旗城)

 

霞ヶ城の傘マツ

アカマツの巨木。

樹齢350年を越しているそうです。

ということは江戸時代初期の頃に

植えられたのですね。

1本の幹から三方に枝を伸ばしているそうですが、

形がきれいで素晴らしいです。

手入れが大変なことでしょう。

実家で祖父が自己流でこまめに

庭の松の手入れをしていたのを思い出します。

 

 

お城が高い場所にあるということは、

いつでも使えるお水が重要になりますね。

どうしているのかと思ったら、

安達太良山から引いているのでした。

すごい技術です!

今も豊富な水が流れています。

 

少年隊といえばジャニーズ?と思う人も

いるかも知れないですが(いないか^^;)

この少年隊は幕末の頃、砲撃を学んでいた少年達のこと。

ここは戊辰戦争直前まで稽古を行った場所で、

戦禍に散った命の慰霊碑なのですね。

少年隊とは後に名がついたそうですが、

12歳から17歳だったそうです。

今の日本では考えられませんが、

かつてはそんな時代があったという悲しい碑です。

 

 

また時代変わって、明治~昭和に生きた

高村光太郎の智恵子抄歌碑もありますが、

智恵子さんは二本松の出身なのですね。

「智恵子は東京に空が無いといふ、

ほんとの空が見たいといふ。

・・・・・(略)」

私が初めて読んだのは中学生の頃ですが、

この詩の書き出しはすっと入ってきましたね。

その頃の東京だってきっときれいな空だったのではと

想像するのですが、

病んでいた智恵子さんにとっては

いろいろな意味でふるさとが恋しかった思いが

こういうつぶやきになったのかなと

思いますね。

今も本箱を捜せばどこかにあると思うのですが、

「・・・・・

阿多多羅山(安達太良山)の山の上に

毎日出てゐる青い空が

智恵子のほんとの空だといふ。

・・・・」

この詩の一節、たしか安達太良山にもありましたね。

 

 

城址に近づいているようで、搦手門跡

見下ろすと公園、見上げると安達太良山

城下町一望

 

 

霞ヶ城址と書かれてますが

その先に石垣が見えてきました。

なんと三角点もあります。

 

城はいろいろ城主や城代が代わり、

幕末には消失しましたが、調査でいろいろ分かり、

保存や復元作業などされているようです。

本丸へ

 

本丸。右の少し高いところが天守台。

 

なんとも無残な最期

 

天守台で

 

後ろ、天守台。その後方安達太良山

天守から見た本丸址

 

城下町一望、

雲が無ければ周りの山々も

もっときれいに見えたことでしょう。

 

 

城址を下って再び菊人形の広場へ。

途中のるり池

 

 

充実した一日でした。

 

再び東北道にのって帰路につきました。

途中で仮眠休憩と遅い夕食を食べ、

帰宅はPM10時を過ぎてしまいました。

 

 

 

 

 

 

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4 コメント

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長旅でしたね! (izumi)
2022-11-16 17:20:04
出発前から全ての旅館を予約していったのですか?
それだけでもかなりのプレッシャーを感じます。
予定通り、回れて良かったです。
とても参考になりました。
チェックポイントがかなりありました。

今年は栗駒、焼石岳の紅葉は楽しみました。
ほんと~は青森まで足を延ばしたかったのですが気力が持たなくて。
福島県の山歩きを少しして帰って来ました。(笑)

ほんと~にお疲れ様でした。
返信する
izumiさん (sanae)
2022-11-17 23:22:17
こんにちは。
コメントありがとうございます。

栗駒と焼石岳の紅葉楽しまれたのですね。
いいですね~羨ましいです。
ここ数年、山歩きからは殆ど遠ざかっていて、その間にすっかり体力が落ち、たまに歩いても辛くて気力もそがれてしまいました^^;
若いときでも一ヶ月歩かないと息があがりましたから、この歳でのロングブランクはきついです(笑)

旅メインだから遠出できたようなものです。
久々の長旅で、宿は全部出発前に予約しました。珍しいです(笑)
全国旅行支援キャンペーンがあったから行けたような感じです^^;

車中泊のような自由さはありませんが、コースは後付けでそれなりに楽しめましたし、予約したから予定通りまわれました。

やはり上げ膳据え膳は有り難いですね。
参考にして戴けたら嬉しいです(^^ゞ
返信する
Unknown (mikko)
2022-11-22 21:13:33
こんにちは。
10日間にわたっての東北旅行お疲れ様でした。
私達もいつかはこのような旅行が出来たらいいな~
と思いながらレポを拝見しました。
紅葉時期ならやっぱり東北と選んでいただきました事
「勝手に岩手宣伝部長」として嬉しく存じます。
またどこかでバッタリ出来たらゆっくりとお話ししたいな~と思っています。
(登山道だとゆっくり話せなかったですからね)
返信する
mikkoさん (sanae)
2022-11-25 22:01:44
お久しぶりです。
コメントありがとうございます。
お返事遅くなりました^^;

私達も若い頃は平日の長旅を楽しみにしていました。
今回ゆっくり回れて良かったですよ。
でも、土日祭日や夏休み、GWなどに行けた頃が忙しい中でも、体力気力共に充実していたのを痛感しています(^^ゞ

mikkoさん達と山でお会いできて楽しい思い出ですけど、いつかゆっくり出来たらいいなと思いながら、もはや歩ける自信がありません(涙)
でも東北へ行けばいつか機会があるかもしれませんね(^_-)
楽しみにしています。
返信する

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