綿あめプーさん&あるび

綿飴ぷーさんの「けやきの会」(長岡市にある障がい者関連団体)と白馬山麓の実家の話題&アルビッレクスサポ日記

NPO法人加茂こども劇場様に行ってきました。

2009年03月13日 | ぷーさんのつぶやき
加茂市の上町コミュニティーセンターの大広間に20人くらいの方が集まってくださっていました。
タイトルにもNPO法人と書いたとおり、加茂おやこ劇場は法人化されてます。
県央地区ではNPO法人になった第一号だとおっしゃってました。
何と!会場のある建物の中に事務所があるのです。
何と!何と! 連絡とっていただいた福嶋さんは常勤の事務局なんだそうです!

で、けやきの会が結成され、施設設置の経過やその後現在に至るまでの活動及び最近抱えている問題点などをお話してきました。
説明が終わって、質疑応答の中でいろんなことを聞かれました。が、
講演会終わった後に6,7名のお母さん方から囲まれて、「施設作りたいので教えてください」と拉致(?)されてからの話が今日の本題です。

市内には障害者施設があるのですが、比較的軽度の人中心に通所受け入れしてるし、ほぼ満員状態だそうです。
施設の運営団体にこのお母さん達も加入しておられ、働きかけしても全然動いてくれない、行政にかけあってもダメ・・・何だか私達の通ってきた道と似ているように思いました。
あんまり真剣でしたからぷーさんも本気でお話してきました。

どうも最初の一歩が踏み出せないようでしたから「アパートの一室でも借りてスタート切られたらいかがですか」などと振ってみました。
申し訳なっかったのですが、極論ぶつけると問題点が見えるように思ったので。

施設を設置するには資金が必要です。でも行政にお願いしても今は難しいです。財政が破綻一歩手前ですから・・・寄付集めるにもバザーの商品集めるにも実は明確な目標が無いとうまくいきません。「来年4月には施設作りたい」とおっしゃってましたから、「じゃあ それを前面に出して資金づくりの活動してみては?」とお話してきました。

また、NPO法人作るのが大変なのではという質問がありましたが、事務的にはそうでもありません。資本金が必要なわけでもなく、事務所がいるわけでもなく、問題なのは10人のメンバーが必要で、この10人で活動目的を明らかにし、共有していくことが大変なのです。これが決してぶれないようになっていないといけません。後で活動がおかしくなってきた時に、原点に戻ることが出来なくなるからです。などなどお話してきました。

今度夢ハウスに見学に来たいとおっしゃってましたから、ぷーさんも時間が調整できたら出向いて、続きのお話をしたいと思います。
夢ハウスもここまで来るのにたくさんの方々から助けていただきました。
今、私達がこれからがんばろうとしている方に少しでもお役にたてれば嬉しいと思っています。

今日は新潟の小京都「加茂」で元気になれた一日でした。

これからの夢ハウス運営母体について④

2009年03月13日 | 夢ハウスの運営母体について
平成11年に長岡市立養護に高等部が併設され、夢ハウスも川崎に開所しました。
PTAもけやきの会員もとりあえず眼前の目標が実現してひと段落しました。
ここまでの1,2年間はいつも何かに追いかけられてるようでした。
実際、毎週のように夜の打ち合わせがあったり、会社の休みには夢ハウスの工事に行ったり、フリーマーケットに出店したり・・・でしたから。
みんな一年くらいは少しペースダウンしたいなあって。

ペースダウンするとなかなか元には戻せないのが現実です。
今まで苦労して作った活動の継続だけを考えて過ごした数年間で、次の一手、この先にどんな変化があるのかを考えた人はたぶんいなかったと思います。

養護学校PTAとけやきの会がゆっくりしている間に外部の施設の新設や拡張が少しづつですが行われていました。
3年後、高等部の第1期生が卒業を迎えましたが、無事に外部の施設で受け入れてもらえました。
考えてみれば、3年間養護学校を卒業する生徒はいなかったのですから、外部の施設ではその間の余力ができたわけです。

また、介護保険の変更に関係して、障害者の受け入れ事業が福祉法人等の間で積極的に行われ、一気に外部の受け入れ態勢が整う年代がやってきました。