平成10年代、養護学校を卒業する子供たちにとって、その先の選択肢が増えてきたのは大変ありがたいことでした。
少しでも仕事のできる子供には小額でも給与の出るような、自立できる可能性のある施設が。
日常生活に支障のある子には生活トレーニングを主体にした施設が。
障害に合わせて週に2箇所の施設を選択することも可能になってきました。
また、社会福祉法人が設置した施設の方が、子供の将来を考えれば、安定的にケアを継続してもらえます。
オヤジ達が頑張っているとはいうものの、仕事の合間や休日を使って運営している「夢ハウスけやきの家」は危なっかしい施設に思えたのも当然です。
けやきの会が設立され、夢ハウスを開所する頃は、養護学校卒業後の子供達の行き場が足りない状態でしたから、夢ハウス(けやきの会)の存在価値は大きかったのですが、外部(?)の施設が拡充されてくるにしたがって、けやきの存在価値が低下していきました。
これは養護学校の生徒が増え、けやきの会員が徐々に増加していきながら、一方で養護学校の児童生徒に占めるけやきの会会員の比率が下がってきたことに現れていました。
しかし誰もこれに気が付かなかったのです。
「最近の保護者は危機感が足りない」「時代が変わったのかな?」などという嘆きの言葉ですませていたぷーさんでした。
少しでも仕事のできる子供には小額でも給与の出るような、自立できる可能性のある施設が。
日常生活に支障のある子には生活トレーニングを主体にした施設が。
障害に合わせて週に2箇所の施設を選択することも可能になってきました。
また、社会福祉法人が設置した施設の方が、子供の将来を考えれば、安定的にケアを継続してもらえます。
オヤジ達が頑張っているとはいうものの、仕事の合間や休日を使って運営している「夢ハウスけやきの家」は危なっかしい施設に思えたのも当然です。
けやきの会が設立され、夢ハウスを開所する頃は、養護学校卒業後の子供達の行き場が足りない状態でしたから、夢ハウス(けやきの会)の存在価値は大きかったのですが、外部(?)の施設が拡充されてくるにしたがって、けやきの存在価値が低下していきました。
これは養護学校の生徒が増え、けやきの会員が徐々に増加していきながら、一方で養護学校の児童生徒に占めるけやきの会会員の比率が下がってきたことに現れていました。
しかし誰もこれに気が付かなかったのです。
「最近の保護者は危機感が足りない」「時代が変わったのかな?」などという嘆きの言葉ですませていたぷーさんでした。