本宮山の麓ぐらし

山に育てられ、土と遊ぶ・・・無農薬、無化学肥料で米さん、野菜さん、オリーブさんに育てられる毎日!!

ヒエは簡単に消えます(2)

2019-08-28 13:52:33 | 米作り
4年前から、試験田で代掻き後、苗を移植せずに雑草のみを生やして様子を見ています。

2016年8月24日 ほとんど全面ヒエのみです。


2017年8月15日 2年目も全面ヒエのみです。


2018年8月6日 3年目は打って変わって全面ホタルイ一色となりました。


2019年8月28日 4年目はホタルイの中にコナギとアゼナが見えてきました。ホタルイも花芽が着いたのも、着いていないのも上部から枯れていっています。


2019年8月28日 イネを移植した田んぼの状態も、ヒエは無くほとんどがホタルイとなっており、それも花芽の有る無しにかかわらず成長が遅く、上部から枯れていっています。

ここまで纏めると、予想通りヒエ⇒ホタルイ⇒コナギと変化していっているようです。
また、アゼナが出てきていますが他の田んぼで過去経験していますが、田んぼに鋤きこんでいけば無くなるか、大きな問題にはならないと考えています。

ヒエは簡単に消えます。

2018-07-14 11:50:51 | 米作り
多くの無農薬栽培、自然栽培者が苦労しているのが、田んぼの雑草ではないでしょうか?
私も農業を本格的に始めて今年が11年目ですが、この問題にはずいぶん時間をかけました。
つい最近まではチェーン除草、機械除草作業を毎年やっていましたし、今年は3回代掻きまで実施しました。

3回代掻きはある程度効果は有りますが、これも時間をかけた割にはヒエが多く発生した田んぼも有ります。
この方法は草を発芽させて、代掻きによって浮かすというやり方ですが、これを繰り返せば究極的には草の種子が無くなる!!という事になります。

最高!!のようですが、私のというか、農業の師匠の赤峰親方の言われるには、「草は必要な所に生えてくる」ので、種子がなくなってしまうとその田んぼに必要なミネラルを供給する元が無くなるということになります。
簡単には草の種子はなくならないとは思いますが、考え方としてはそういうことです。

ですので、私の理想としては「草の種子は田んぼの中に有るけれども、土壌が十分に肥沃化していて発芽しない」という状態です。
そして、ミネラルが必要になったときは発芽して田んぼに供給する、自動的になのでこちらは何もする必要がない。

赤峰親方も、草種の変化については、最初が「カヤツリグサ」それから「ウリカワ」そして肥沃化すると「コナギ」と変化して、「コナギ」が消えたら土が完成すると、仰っています。
ただ、「ヒエ」については、深水状態にして抑えているとのことでした。

3年前から試験田として一番狭い田んぼを一枚使って確認作業を始めました。
代掻きはするが移植はしなくて、草を生やし放題として、秋にハンマーナイフで粉砕し鋤き込み、草種の変化を追いました。

その結果、1、2年目は「ヒエ」が田んぼ中席捲していましたが、今年は見事に「ヒエ」が一本も生えていません。
多くの「ホタルイ」と「コナギ」がポツポツ、あとは地面に「アゼナ」が生えています。

これを秋にハンマーナイフで粉砕して田んぼに鋤き込みます。
どうなるか楽しみです。

予想としては「ホタルイ」のあとに「コナギ」が出てくれば最終段階となって「コナギ」が消えれば・・・。

水稲を移植しながら、除草をするのは非常に労力のいる事で、特に暑い中手作業ははっきり言ってやりたくないです。

逆転の発想というか、今まで自然農法の資料とか、研修とか行ってかなりの数見てきましたが、「代掻きのみで移植なし」この方法は聞いた事がないです。

皆さんも田んぼに余裕が有れば一度試してみてください。

長期的にですが思っているのは、草が消えた状態がずっと続くとは考えてはいません。
下の図にも有るようにあまり肥沃化すると「オモダカ」や「クログワイ」が発生するかも知れません。
やはり、必要になればその種の草が生えてくるのではないでしょうか?。

ヒントとしては聖書です。
何故に?とお思いでしょうが、何せ最近聖書を読んでいるので・・・

その中に「7年目には地を休ませなさい」とありました。(出エジプト記23:10-11、レビ記25:3-10)
なので、田んぼも7年目には水稲を移植せず、そこに必要なミネラルを供給する為に、草を生やせるのが良いのかと考えました。







以下の図を参考にしてください



餅つき

2015-01-04 23:36:29 | 米作り
今年は緑米の餅つき
初めての緑米で、今までの「ヒヨクモチ」と同じように精米して一晩浸漬して蒸したのだが、
モチモチするのはよいが水分が多いのか、柔らかくなり取り扱いが大変!!

知人から後で知ったのだが、玄米餅がお勧めとのこと。
まー、精米した餅も美味かったので問題なし。

準備はOK?


今年は誰も来ないので2升を2回と少な目。


雨のときは室内でガスで蒸したが今年は快晴。やはり、火力が違うので、20分程度で充分。ガスの半分の時間で蒸しあがる。


火力充分


もうすこし

籾摺り

2014-10-29 00:39:55 | 米作り
24日からの籾摺りは途中中断という形でスタート
せっかく応援に来てくれた友人にも、故障というかたちで帰って貰う事になった。
本来は乾燥後そのまま籾摺りに移れるように配置していたが、応援者の都合が付かず
籾は一時保管となって、応援に合わせて籾摺りとなってしまった。
開始早々、最終段で籾殻が詰まっているのに気づかず、昇降機が詰まってしまった。
結果的に六角ベルトとスターベルトが切れてしまった。

六角ベルト(AA-103)はホームセンター等には在庫が無く、籾摺り機メーカーからの取り寄せとなった。
27日入荷して修理を終え籾摺りは再スタートとなり、一人作業でもなんとかこなせた。
28日も籾摺り作業、2日目ともなれば一人作業も慣れたもの、問題なく終了。

奥から乾燥機、昇降機、籾摺り機、狭いながらもなんとか作業スペース確保


中古の選別計量器 網は1.9mm 今年は未熟米の多いこと! 玄米袋は水分の変化がほとんど無いレーベントパック


籾殻は収集機で袋に保存 野菜作りに利用したり、クン炭作りに!


乾燥機の修理

2014-10-18 00:44:09 | 米作り
稲刈りの真っ只中、乾燥機の”異常”ランプが点灯
説明よれば”風圧スイッチ”の異常となっている。
テスターで抵抗を測定すると、ON状態で4kΩ前後ある。これは異常
オムロンのリミットスイッチ(VX-5-1A2)不良と判断
ハンズマンで同型名のスイッチが在庫していた。これを572円で購入。
半田付け作業であったが、なんなく交換終了
メーカーを呼んだらいくらとられるか?
ネットで検索したら風圧スイッチは3900円で出ていた。
出張料は3000円なので合計6900円也

バーナー横の風圧スイッチ


風圧スイッチのみ取り外したところ


分解途中


オムロンVX-5-1A2


スイッチ交換後取り付け中