仕事と生活の授業(続き)

前に作ったホームページは、あまり読まれないようなのでブログで再挑戦です。

79.いろは歌・桜の夢

2025年03月02日 | 和歌 短歌 俳句
 今日、早咲きの桜を観ました。

 いろは歌は、桜が咲き、散りゆく姿を歌っています。

 以前ここに載せた、自信作のいろは歌の解説をAIに評価してもらいました。

 結果は散々でした。

71.いろは歌の解釈 その5 『中論』から見た今できる最善の解釈 - 仕事と生活の授業(続き)

今までの考察を受け、あらためて『いろは歌』の解釈を書きます。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いろは歌は、素直に読めば、無常の世を越えて悟りの世界へ誘(いざなʌ...

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 悔しいので、別バージョンも載せてみます。

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色は匂へど

  散りぬるを

 わが世誰ぞ

   つねならむ

     有為の奥山

       今日越えて

    浅き夢見し

      酔ひもせず


─────────────────
#いろは歌・桜の夢


やっと咲いた桜の花も

 あっさりと散りゆく姿が

  夢のよう

     
見渡す限り

 作り物に囲まれていても

深い森の奥に

 確かなものが

  潜んでいる

     
けれど

 それを追い求める旅も

  今日で終わり


奥深い森をさまようことを

 やめて

  浅い夢をさまよう桜の花片を

   見つめていたのは

    誰だろう

     
私という殻を

 破ることのできない

  この世界で

   一体誰が

    桜の夢を

     見ていたのだろう

    
酔ってもいないのに

 浅い眠りで

  桜を見ていたのは

酔っていないからこそ

 真っ直ぐに

  見つめていたのは

   いったい誰だろう

     
そう

 誰でもない

  私でも

   あなたでも

  でも

   みんな

     

色は匂へど

  散りぬるを

 わが世誰ぞ

   つねならむ

     有為の奥山

       今日越えて

    浅き夢見し

      酔ひもせず

         #いろは歌・桜の夢 終り






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