水嶋元作の『小説道元』を読んだ。大野図書館に県立中央図書館から来ていた本である。水嶋元という作家自体を知らない。水嶋元は、1930年生まれで神戸大学教育学部卒業後、教職をつとめ学校長などを経て退職後に作家活動に入ったとある。『小説道元』の主人公は、いわずと知れた道元なのだが、不勉強な私は確か禅宗の坊さん位の知識しかなかった。もともとは藤原氏に繋がる公家の子どもで、権力に汲々とする公家の生き方に疑問を持って僧侶になることをのぞみ、比叡山で得度するが、そこにも権力にまみれた姿があり失望する。そして宋にわたり、只管座禅の道を歩む。越前(福井)の永平寺を創建した人物なのだ。ただ、仏教そのものの知識に疎い私にとっては、小説自体が難解で読み終えるのにいささか苦労をした。
5月17日。おはようがんす。今朝も地震があった。4年前の大地震の余震らしい。昨日1回目の代掻きが無事終了。今日は田んぼに浮いたワラくずなどを掃除。土手の草(川のふちにヨシが生えている)の刈り取りなど、環境整備をしようと思う。22日に田植えなので、19日あたりに2回目の代掻きをして泥を落ち着かせてから田植えとなる。
今朝のメインはシシャモ、正確にはシシャモのような魚、本物のシシャモは北海道でとれるのだそうだが、まだ食したことがない。このシシャモも輸入魚である。