古書店で野口卓の『ご隠居さん』を見つけたので購入して読んだ。町のしがない老鏡磨。話し上手でひいきも多いが、自分の過去を語ろうとしない。これがある大店の隠居で、昔、鏡磨ぎをした経験があって、隠居したらそれをやりたいと思っていた。最後に店を継いだ倅に発見されるが、隠居の道楽として続けることを認めさせる。裏に寄席の話をちりばめた面白い作品だ。
11月20日。おはようがんす。田んぼの作業が終わったので薪づくりに復帰。昨日までで合計12棚積み上げた。予定ではあと4棚だが、材料の方はもう少しある感じ。極太いケヤキなどはさらに1年さらしても材質に影響がないので、おいてある場所を移動するだけでも良いかなと思っている。雨の予報だったので、午後からは八戸に買い物。
昨日、スーパーで安く出ていたウルメイワシを買っておいた。これが今朝の食卓にあんかけで登場。ワタを取って塩コショウで下味をつけ、片栗粉をつけて揚げ焼きにしたものにあんをかけてある。ウルメイワシは少しさっぱりしているので、あんかけが良いかも。昨日から七輪で煮込んだブリ大根も。薪ストーブでできるオキリを七輪に入れ、コトコト煮込むと実に柔らかく出来上がる。この時期の定番メニューだ。