レンタルDVDで映画『半次郎』を鑑賞。2010年の五十嵐匠監督作品。半次郎とは薩摩の中村半次郎のこと、後の桐野利秋陸軍少将である。薩摩の郷士に生まれた半次郎は、イモ侍として苦労をする。世直しの情熱に燃える半次郎は、やがて戊辰戦争を経て陸軍少将となるが、西郷隆盛の下野にしたがって薩摩に帰り、私学校の幹部となり西南戦争に従軍する。最後は西郷とともに城山に散るわけだが、潔いというかそれしかなかったというか、あの時代の男たちの生き様を見る思いだ。
1月13日。おはようがんす。今日もしっかり冷え込んでいる。今が一年で一番寒い時期なのだから仕方がないが、やはり寒さが身にこたえる。崩れてしまった薪棚の分は、家のまわりの薪小屋に運び終えた、1時間ほどの外作業で厚手の手袋をしていても指先まで冷たくなってしまった。薪ストーブの燃料は家の出口から一番近い薪小屋に積み上げてあるので、2月いっぱいくらいは大丈夫だ。その後は車庫内に積んだ分を燃やす。当地では5月の中ごろまで朝晩はストーブを燃やさないとならない。おそらく準備した薪のほとんどは燃やしてしまうことになるだろう。その準備をしておくのが、一家の柱である男の役割と一応自覚している。
今朝は、モッテノホカの酢の物(ダイコンおろしとあえたもの)。ご存知の方も多いと思うが、モッテノホカは紫の菊の花で、山形県などで主の食される。昨年秋に、知り合いから大量にいただいたので煮あげて冷凍してぽいたものをもどしてダイコンおろしと和え、酢のものにした。現代は冬でもスーパーに行けば生鮮野菜が並んでいるが、昔の北国は野菜の保存に色々工夫を凝らしてきた。菊の花はどちらかといえば干し菊にして戻して食べたのだが、冷凍庫があるので今は小分けをして冷凍している。貯蔵用冷凍庫がこうした食材でパンパンになっている(笑)。