やる気をだすセリフ

落ち込んだ自分を奮い立たせる、気に入ったフレーズを集めます。
言葉には力があるからです。

逆風満帆

2006-07-28 14:02:04 | Weblog
「どん底」から「再起」への20人のストーリー

私は、絶望の時、神様は自分に耐えられない試練は与えないと思うことにしている。
試練の大きさもその人の器に比例するんだろうなと思う。

本書を読んでいると、自分の試練なんて、試練と呼べないなと思ってしまう。

でも、三日月に向って「我に艱難辛苦(かんなんしんく)を与え賜え」と祈った武将として有名な山中鹿之介のように、難儀を自分から求めたくはないです。

逆風満帆

明治書院

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タカラの山

2006-07-28 13:46:36 | Weblog
小さい時におもちゃにはお世話になったが、最近は、おもちゃ業界には関心がなかった。
本書を読んで、おもちゃ業界の経営の厳しさ、ヒットメーカーの苦しさを知った。
おもちゃなんて、軽く浮かんだアイデアで、気楽に作ってるんだろうと思っていた。
おもちゃといいながらも、ヒット商品になるには膨大な業務の積み重ねが必要だと知った。
タカラは昭和30年創業だから、私と同年代。
そう聞くと、老舗といわれるほど、そんなに古くないじゃんといいたくなる。

ダッコちゃん、リカちゃん、チョロQなどのヒット商品名を聞くと、タカラって大企業だよね。きっと、といいたくなるが、
表の歴史の裏には、経営の継続の難しさを物語る重いドラマがあったのだと知った。

カリスマ創業者からの脱皮、公器としての会社、過去の成功体験の脱皮、創造性と組織経営の対立、タカラの倒産寸前の実態の先延ばし

どれをとっても重い話題。
内部関係者にとってはナイーブな話題をよく取り上げたものだと著者の苦労を想像する。

本書はルポライターをめざす人に勧める。

「タカラ」の山―老舗玩具メーカー復活の軌跡

朝日新聞社

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