お泊り

下の子が友達の家にお泊りに行ったので、つかの間の「子育てが終わりつつあるお母さん」として過ごした。

夜はテレビを見て笑って、寝る前にインスタグラムをみながら横になって、オードリーのオールナイトニッポンを聞きながら寝た。

朝は夫と自分の朝ごはんを作り、上の子は寝ているのでほったらかし。

何かとペラペラ話しかけてくる子供がいないのは楽なものだ。
ずーっと無言で無表情でいられる。

下の子がもし、生まれていなかったら、私は今頃、子育てが終わりそうなお母さんとして、次は老人になる事に備えて立派な中年として生きて行こうとしているんだろうな。

下の子の同級生のお母さんは、殆どが私よりも若い。
そのせいか、周りに影響されてまだまだ中年として腰を据える感じにならない。
でもエネルギー不足は感じる。
それは年のせいか、パニック障害のせいなのか。

下の子はこの春から５年生。先月10歳になったばかりだ。
体は小さいが言葉が生意気になってきた。
感受性が豊かで、物の道理も分かってくるので、これから私の態度がより重要になってくるだろうな。

上の子も、６年生くらいの時、私の言葉の１言１言を噛みしめるように理解していた。