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南東北 【米沢から会津の夏】2010年9月

2010年09月06日 | 東北地方
■友人達と福島駅で待ち合わせ、車で米沢市内に向かうことになりました。いつも思いますが、新幹線の駅はどこも同じ箱物行政の悪癖を感じてしまいます。



■米沢では「上杉鷹山」の藩再生で有名ですが、むしろ最近では上杉景勝・直江兼継を扱ったテレビ大河ドラマで有名となった地でもあります。

「上杉神社」は、「謙信」と「鷹山」の上記の二公の銅像があります。訪れた時はこの猛暑の中、挙式の最中でした。











■山形は蕎麦が有名です。この蕎麦の奨励も上杉鷹山だったと言われています。
「板そば」が有名です。老舗の一つ「弥平」で頂きました。田舎蕎麦で太めです。喉越しは決して良くはありませんが、腰が有るというのか、硬めで蕎麦好きには好まれそうです。山形産のそば粉でしょうが、もつとも夏場で蕎麦の季節ではありませんので、香りについては、、、、。
「板そば」とは、山形県内陸部で広く食べられている蕎麦の一種だそうです。大きな長い板や木箱にそばを盛り、農作等の折に振舞ったのがその名前の由来だそうです。1.5人前の量があります。店によっては三人前とも。






■国道を少し下がったところに「高畠ワイナリー」があります。いくつかのワインを試飲し若干のほろ酔い気分です。真夏なので特に酔いが廻ります。




■「小野川温泉」の縁起に「小野小町」とあります。この地は、米沢の市街地からも近く、米沢の奥座敷と呼ばれています。旅館の若主人達が地域活性化のために活動しています。
毎年6月から7月には温泉街でほたる祭りが開催されているそうですし、又、温泉街の中心から徒歩五分ほどで「畑のアート」として耳にしたことがあるイベントもその一環です。
今年は「上記の大河ドラマ」に現れる「佐藤慶次」です。

小野川温泉の名前は、1200年前に小野小町が父を探し京都から東北に向かった途中で病に倒れ、この地の温泉につかって病を癒したという伝説から来ています。
又、旧藩主だった、伊達政宗がこよなく愛した温泉とも言われています。











■「喜多方」はラーメンの街として以前より有名ですが、この暑い夏にもかかわらず「老麺会」を食べ廻る人々で混雑しています。
 この地で有名な酒造会社の「大和川酒造」を見学して、近くの県道に面した老麺会の一軒に入ります。 まあ、小生はあまりラーメンが好きというわけではないのでよくは分かりませんが、東京の醤油ラーメンに何か魚味を加えて旨みを出した感じがします。












■会津は以前に数回訪れていますが、特定の地域・場所に限られていたので何回訪れても興味は大なる地域です。 今回は途中目にした「暖簾」を集めてみました。












■「会津中将」を銘柄に持つこの造り酒屋は十年ほど前に一度伺って、酒瓶に惹かれて購入したことを思い出します。
銘柄に「ゆり」とありますが、これは娘さんの名前からとだといいます。とても冷たく冷やした甘酒を頂いきました。




■会津の街中、スーパーマーケットの近くに「楽篆(らくてん)工房」があります。あまり目立たない土産物店のようですが、珍しい「金文体」の判子や書道なども教えているそうです。
ここのご主人の高橋さんがサービスで名前を金文体で書いてくださって、その語源も色々と教えていただき、とても興味深い勉強ができました。

「金文」とは、古代中国「夏・殷」時代に発達した象形文字の原型に近い魅力的な文字です。
当時は青銅器に付記されている書体としてよく目にしますが、文書ではその後の「秦時代に編纂された篆書体」の方が近しいです。








■以前にはありませんでしたが、会津若松駅から七日町駅に続く線路沿いに「クアハウス富士の湯」が出来ていました。入浴料¥390-と銭湯価格なれど施設はなかなかで、疲れた身体を休めるにはもってこいです。




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