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中国 [無錫・上海ホテル事情] 2015年5月

2015年05月30日 | 海外
久しぶりに、上海です。
遥かに昔に一度訪れたことがありますが、最近のような猛スピードな発展前でした。
確かに、以前とは随分と異なります。
今や、上海は中国経済の広告塔です。

中国人の自慢と自信が満ち溢れています。
でも、その裏側に「習近平」氏のイラダチも感じることができる上海です。

その一端がホテルにも感じられます。


■初日は、浦東国際空港から移動し「無錫市」に宿泊です。









ここ「 グランドパーク 無錫 (無錫君楽酒店) 」、市内では有名なホテルの様です。
街中のど真ん中です。
それほど大きなホテルでは有りませんが、設備やスタッフもとても良いホテルです。
※江蘇省の南部に位置する無錫市崇安区中山路403号です。


■二泊、三泊は上海市内に宿泊です。
「シェラトン上海虹口ホテル(上海虹口三至喜来登酒店」ですから、まあ外面的にはBクラスホテルですが、中身はDクラスでした。 ※中国上海虹口区四平路59号
昨日利用したホテルとは全くことなるホテルでした。

外観や室内は一見豪華です。
浴室は寝室から丸見えになる大きなガラス張りです。なにかのサービスのつもりか、こけおどしのつもりでしょうか?
それとも、上海の人達をこれが珍しいのかも知れません。
(ラブホならいざ知らず、、、、電動でシャッターが閉められるのですが、そのボタンが小さくて分かりずらいのです…)











浴室のガラス扉を開けると洗面台をふさいでしまい、いちいち扉の開け閉めが必要ですし、バスタオルをかけは扉の裏側に。風呂から出て、一度扉を閉めないとバスタオルまで手が届きません。
蛇口をひねると蛇口がグラグラしてハズレそうですし、水もチョロチョロとしか出ません。
トレイの水は流れませんし、(もちろん使用後のペーバーは便器近くのゴミ箱に捨てることになります)

同じホテルに宿泊した他の旅行客も「風呂が寝室から丸見えで困った」とか「水が出ない」「バスタブが排水できない」「ミニバー(小型冷蔵庫)のドアが開かない」と到着当時に騒いでいる人たちが大勢いて、私達の「そちらの部屋はどうですか?
」と聞きに来たくらいです。

その他、取り上げたらきりがないほど他国のホテルと比べると「只、適当に見栄え良く作っただけ」のホテルです。
決して、悪気で施工されたわけではないでしょうが、利用する意味が設計者にも施工者にも理解できていないことです。

品質とかソフトとかの意味が理解・定着するまでにはあと、20年はかかることでしょう。(その点、ベトナムのホテルは業者がフランス文化を踏襲しているだけに理解が早いようです)
単にホテルの施工を取り上げて感じることでは有りません。社会の全てにおいて感じられる違和感です。
不思議なことに、地方の都市のほうがこの違和感が少ないので、良き中国を感じられますね。

もちろん、このようなことは「習近平」は良く理解しています。
国際舞台の広告塔の先頭を切る上海だからこそ、、、、だから彼のイライラの一つなのでしょう。














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